今の自宅に引越してから10年以上、引越し時に購入した家電製品が立て続けに故障しはじめました。テレビ、エアコン、洗濯機、掃除機、電子レンジなどなど、今年の夏は冷蔵庫があまりの暑さに製氷をやめてしまい、冷蔵庫が製氷を再開したのを見て夏の終わりを感じました。次は冷蔵庫ですね…。
 
今の家電は他社メーカーと差別化を図るため便利な機能がたくさん付いています。壊れた家電を買い替えるにあたって、各メーカーで比較検討するのですが、機能が多すぎて1つに決めることがとても難しいです。
 
色々悩む中で、家電選びの１つの方法に至りました。それは、「家電として本来求められる機能は何か？」という簡単でとてもシンプルな判断基準です。例えば掃除機であれば本来求める機能は、ゴミを吸うこと＝吸引力です。掃除機は吸引力のみで選べばよいのです。その他の機能はなくてもよい枝葉です。結果として掃除機は今までスタイリッシュなスティック型コードレスサイクロン掃除機を使っていましたが、買い替えたのは、吸引力が一番強かった昔ながらの紙パック式のキャニスター型です。洗濯機は、ヒートポンプ乾燥機能付きドラム式洗濯機を使っていましたが、買い替えたのはシンプルな縦型の洗濯機で衣類乾燥機は別に購入して組み合わせて使っています。
 
紙パックを変えたり、コードが邪魔だったり、いちいち乾燥機に移したり、面倒は多いですが、家電本来の性能に文句がないのであまりストレスに感じません。自分の判断は間違ってなかったと大変満足しています。
 
この判断基準、家電だけでなく仕事でも使えそうだなあと考えています。