あるメディアで2018年のヒット商品予想の第1位とされるなど注目度の高いAIスピーカーを、先日ついに購入してみました。
使ってみて一番の感想は、音声認識の精度が予想以上に高いことです。部屋の反対側からぼそっと呟いた程度でも認識してくれます。また、無理なお願いには「お役に立てそうにありません」と言ってきますが、こちらの話した内容を誤解することはほとんどなく、性能の高さに驚きました。
まず、AIスピーカーに音声を認識させるためには、そのAIスピーカーにそれぞれ設定されているウェイクワードを言わなくてはなりません。よくCMでみる「OK,〇〇」といったワードです。
このウェイクワードをいちいち言わなくてはならないのが結構面倒くさいです。AIスピーカーに話しかけて、追加の質問をしたいときでも、ウェイクワードを言ってからでなくては認識されません。完全な対話というわけにはいかないようです。
そんなAIスピーカーですが、こんなことができます。
・ 天気をきく
・ 音楽をかける
・ 調べ物をする
・ ニュースを聞く
・ ラジオを聴く
・ アラーム、タイマーをセットする
・ スマートホーム家電をコントロールする
・ スケジュールを確認する
・ マップで経路を調べる
・ 会話をする 等
この中のすべてのことをやってみたわけではないのですが、天気を尋ねたり、音楽をかけたりできるのはちょっと便利です。
また、料理をしていて手が汚れていたりするときに、「5分後にタイマーをセットして」なんてことができ、これもちょっと便利です。
「電気を消して」といった家電のコントロールをしてみたいのですが、AIスピーカーに対応している家電製品か、専用の接続機器を付けなければ操作はできないので、残念ながら我が家ではできていません。
以上のとおり、AIスピーカーでできることはスマートフォンでできることがほとんどですが、何も触らずに声だけで操作できることは便利といえば便利です。今は「ちょっと便利」程度ですが、対応する家電、サービスが増えていくことにより、とても便利なものになるかもしれません。数年後には、AIスピーカーもスマートフォンのようにみんなが持っていて当たり前の機器になる可能性もあるかな、と考えながらAIスピーカーに話しかけています。
間所 拓平
〈プロフィール〉
福井県出身
2009年4月に監査法人A&Aパートナーズに入所
〈行ってみたい国・場所〉
ジャンダルム、ネパール、ミャンマー、ボリビア、キューバ、アメリカの国立公園
〈今年の目標〉
何事も先送りしないこと