A&A blog

花粉地獄

04.23

毎年桜の花が咲くころ、同時に鼻水が溢れ出る季節になります。
今年は寒暖差が激しく暖かい日も寒い日もありましたがくしゃみだけは止まりません。止まるどころか例年に増して激しい!
私の花粉症は軽度なもので、通年であればピークの時期に1週間ほど、よくテレビ等で宣伝している薬を飲めば影響がないレベルでした。だというのに今年は薬が全く効かず、とても人前に出られる状態ではありません。
たまらず病院に駆け込むと院内は花粉だろうなぁという人達で溢れていました。大人しく順番を待ちようやく先生に診てもらうと今年の花粉は寒気で飛散の時期が遅れ、暖かくなってから一気に飛散、そのため体も過剰に反応しているのでは…ということでした。新しい薬は市販の物に比べ作用は強いが副作用に眠気がある物でしたが、くしゃみで眠れないよりはよっぽどマシです。飛びついてようやく穏やかに過ごせるようになりました…。
が、再びくしゃみがとまらない。
貰った薬はなくなりましたが、時期的に杉花粉は少ないはず…なぜ?
そう思っていると衝撃的な情報が飛び込みます。
ヒノキ花粉昨年の428倍
!?
流石に一部地域でのことでしょうが、それにしたって多すぎます。
元々ヒノキ花粉のアレルギーもありましたが、毎年量が少ないため気に留めてはいませんでした。それがまさかの428倍。意味がわかりません。
鼻水が、くしゃみが、苦しい…けれど病院に行く時間が取れず、仕方なく市販の薬について改めて調べ直してみました。するとこの時期よく宣伝されているいくつかの薬は同じ成分で、効き目としては弱めという事が分かりました。てっきり効果の強い薬と思っていたので驚きです。
そこで病院で貰った薬の名前で調べてみるとありました!
同じ成分の薬がちゃんと市販されています。薬局に駆け込むと花粉コーナーの端の方にひっそりとですが置かれていました。助かった…これで楽になる…そして強烈なヒノキ花粉も量が減り、ようやく平和な日々を取り戻すことができました。よかった…!
今になって思えば最初から薬の成分を調べて(比較しているサイトなどがたくさんあります)効かなかったら次、という風にすればよかったと思えますが、何故か市販の薬は成分が同じと思い込んでいました。そして自分で調べるまでそれが思いこみと気がつくこともできなかった春の出来事でした。

福沢 育子(ふくざわ いくこ)
ソフトウェア開発業を経てAAPへ。事務所のシステムやPC関係のお手伝いをしています。

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