A&A blog

電子書籍

02.12

先日電子書籍端末を購入しました。読める本が少ない等、いろいろ言われていますが、私はけっこう便利なものと思ってます。
まず、文字が拡大できて、画面は白黒の新聞紙のようで目が疲れにくいです。パソコンのように色鮮やかとは全く逆ですが、眼が悪い私にとっては、小さな文字の本より読みやすいのです。また、画面にタッチするだけの辞書機能も漢字を苦手とする私にはなかなか使えます。軽くて大量に電子書籍が入るので(1000冊以上ダウンロードできるという宣伝であり、相当の読書家でない限り容量は気にしなくてよさそうです。)、旅行に持っていくなど、持ち運びに便利です。
さて、私が電子書籍版をぜひとも出して欲しい書籍が会計監査人の必需品である会計監査六法です。会計監査六法は会計・監査に関する諸基準・法令等を収録しており、これらの基準は日々改定・導入されるため、監査六法も1年に1回改定されます。会計士の方々は毎年改定された会計監査六法を購入しています。
この書籍は、昔は監査小六法と言って監査の現場に行くときには常に鞄の中に入れて持ち歩いていたのですが、会計基準の複雑化に伴い、毎年分厚く、重くなる一方で、平成24年版に至っては3000ページ近くもある大型本となってしましました。もはや小をつけるのは不自然からか、いつからか名称も小六法から会計監査六法へと変わってしまい、これを常に携行するのは相当の体力が必要と思われます。
ところが、この会計監査六法が電子版になれば、200グラム程度の電子書籍端末に入れて、日々携行することができます。目次からタッチするだけで、目指す基準が一瞬で開くようになると思いますので、かなり便利と思います。
需要が限られていることはわかりますが、会計監査六法の電子化を望んでいます。関係者の方々、よろしくお願いします。

岡 賢治(オカ ケンジ)

東京都出身

最近はまっていること:これから沖縄の離島にはまりそうです

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