A&A blog

上野界隈のお気に入りの散策コース

11.01

私は、季節が変わるころになると上野へカジュアル・ウェアを買いに行く。
先週末、1日ゆっくり過ごせそうだったので、昼時に上野へ向かった。
ロングスリーブのTシャツを数着買うのにはたいして時間はかからなかった。
買い物の後は、上野公園から谷中を通って日暮里までのお決まりのコースを歩く。
まずはランチ。お気に入りは、湯島の「洋食さ○らい」と「とんかつ○泉」。その日はガッツリ食べたかったため、とんかつ○泉に入った。
ここのヒレは絶品。待つ間、イカの塩辛を肴にビールを1本注文。
厨房をながめるのが楽しい。だいぶ前にオープン・キッチンのイタリアンが流行ったが、もともとカウンターのある和食の店はオープン・キッチン。
特にとんかつ屋は、職人さんの動きがシステマティックなところがオープン・キッチンのイメージに合う。厨房の中に緊張感があるのがいい。豚汁の薬味であるネギは、出すタイミングを見計らって入れる。ガッチリした体型の若い職人さんの俊敏な動作に感心する。
満腹になったところで、上野公園に向かいアートの時間。今回は国立西洋美術館に入った。特別展示がなかったため、すいていてゆっくり見ることができた。
ここの所蔵は松方コレクションが中心で、ロダンの彫刻で有名だが、中世のキリスト教美術が多い。
松方コレクションは、実業家である松方幸次郎の大正から昭和初期にかけての美術コレクションである。この人の父親は薩摩藩出身で内閣総理大臣でもあった松方正義、北海道開拓に影響力があった人である。
松方幸次郎はサラブレッドであることは間違いないが、なぜここまで財を成せたかに思いをはせる。(1929年の世界大恐慌で社長を務めていた川崎造船所が経営破綻した際に私財をなげうって、松方コレクションは一時散逸しているが、)
また、松方幸次郎とキリスト教の関係が気になった。どうでもいいことかもしれないが、時間がある時に調べてみようと思う。
芸術鑑賞という視点で見て回ってない気もするが、時間はゆっくりかけた。
日が傾いてきたので足早に、芸大の脇を通って谷中、その先の谷中銀座商店街に向かう。ここはいつ来ても賑っている。
お目当ては、日暮里駅側のゲートのすぐそばにある竹細工の店。高価なのでなかなか買うことはできないが、必ず立ち寄る。
1年位前に、ここで竹製のビアカップを購入した。エビ○ビールのグリーン缶をこのカップに注いで飲むと、竹の香りとホープの苦みがマッチして何とも贅沢な味になる。私の中での最近のヒットである。
久しぶりに仕事を頭の片隅に追いやり、1日ゆっくり過ごすことができた。
まっすぐ家に帰りお気に入りのビアカップで一杯やり、さあ、明日からの仕事モードに切り替えよう。

佐藤 禎

<プロフィール>
昭和40年10月22日生
早稲田大学商学部卒業

<モットー・信条>
Rome was not built in a day.(少し前、塩野七生さんの本にはまっていました。)

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