IPOコンサル会社の社員”安藤エイタ”が、中堅の食品メーカーの新人女性社長といっしょに、IPOを目指して奮闘し、成長してゆく物語です。
この物語を通じて、IPOまでの道のりをわかりやすくご紹介します。
登場人物紹介
安藤エイタ(29)
監査法人を経て、IPOコンサルティング会社である平方(ひらかた)コンサルティング㈱に入社。社長の一人娘に一目惚れするも、社長から「娘と親しくなりたかったら、その前にこの会社のIPOを成功させてこい」と言われ、A&Aフーズ㈱の担当となる。
諸福(もろふく)あゆみ(30)
突然父親から社長の座を譲られたA&Aフーズ㈱の代表取締役社長。IPOには興味なかったが、「お前にIPOはムリだ」と父親に言われたことで、父親譲りの負けず嫌いの性格に火が付き、一転IPOを目指すこととなった。
平方喜久雄
平方コンサルティング㈱社長。大学時代の先輩であるあゆみの父親からの依頼により、安藤エイタをA&Aフーズ㈱の担当にした。
平方真理
平方コンサルティング㈱受付。平方社長の一人娘。
諸福五郎
A&Aフーズ㈱創業者。あゆみの父。あゆみに社長を譲ってからは、相談役として会社に籍は残しているものの、妻と世界一周旅行中。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
目次
- 最終回 監査役の役割
- 第12話 コーポレートガバナンスのポイント
- 第11話 コーポレートガバナンスの概要
- 第10話 子会社と上場審査
- 第9話 親会社と上場審査
- 第8話 ルールとマナー
- 第7話 計数管理体制の整備と運用
- 第6話 上場に必要な「計数管理体制」とは
- 第5話 求められるのは安定か成長か
- 第4話 「実質基準」とは
- 第3話 市場の選択
- 第2話 「形式基準」の意味
- 第1話 上場審査とは
- プロローグ