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外国語学習のあれこれ
2025年07月02日
娘が中学生になり、英語を勉強するようになったのと、ちょうど業務で英語を使うことが増えてきたこともあり、外国語学習を再開しました。
必死に外国語の学習をしていた20年以上前とは違って、今は学習仲間も見つけやすいし、AIを利用した学習も安価で取り組みやすくなっていることに驚きました。素晴らしい時代ですね。
AIも便利ではあるのですが、最近面白いと感じているのが、「言語交換(language exchange)」と言って、お互いの言語を学びあうパートナーと、日々相談をしたり受けたりすること。私は彼らに英語の質問をして、彼らは私に日本語の質問をする仲です。質問を受けて、初めて日本語を自分自身がどう使っているか気づかされることも多く、楽しいです。
例えば、最近受けた質問は、
「私も友達もラーメンが好き」「私と友達はラーメンが好き」は、同じですか?
「混じる」と「混ざる」は、どう違いますか?
ラーメン問題に、「同じ意味です」と答えるのは、間違いではないものの、ある意味無責任だと思います。私と友達が二人ともラーメン好きであるという事実は変わらないけれど、友達とランチを食べに行った先で、そこでカレーを食べている知り合いに会って話しかけるとき、「(ラーメンいいですね、)私も友達もラーメンが好きです」は自然だけど、「私と友達はラーメンが好きです」とは言わない。パートナーが「も」と「は」を使い分けられるようにしっかり説明したいところです。
混じると混ざるについても、「同じ意味です」と答えるのでは、やはり相手の役に立てません。AがBに混じっているという時、AはBに対して量や数が少ない印象を持ちますとか、自分がどう使い分けているのかを丁寧にじっくり説明したいと思います。
聞かれるまでは意識せずに使い分けているので、即答が難しい問題もあります。自分自身の日本語の使い方を振り返る機会になっており、楽しいなと感じます。
「どうしてin the morning とかin the eveningとかいうのにat nightにはatで定冠詞がいらないのはおかしいと思わない?変な感覚はないの?」とか「If it rains tomorrow, I have to stay homeと、If it rains tomorrow, I will have to stay homeは、どうやって使い分けているの?」などなど、日々の疑問を少しずつ解消させてもらっています。 娘が少し話せるようになったら、一緒に質問してみるのも楽しみです。
(書いた人)
志摩仁美
(プロフィール)
外資系証券会社を経てA&Aパートナーズに入所
家事が苦手な三児の母
(座右の銘)
今が一番若い時