電動歯ブラシの使用を始めて、2年とちょっと経ちました。電動歯ブラシを使用するきっかけは、忘年会のBINGOか何かの商品で当たったことでした。しばらくは放置していたのですが、折角当たったので使ってみるかと思い、使ってみたら案外良いことに気付きました。
私は幼少の頃、歯並びがおかしく、上の歯よりも下の歯が出ているような所謂受け口のような状態でした。そのため小学生の低学年の時にしばらく食事以外は矯正(取り外し可)をしている時期がありました。幸い現状は正常な噛み合わせに治りましたが、この影響か、人よりも下の歯が斜めになっているらしく、下の歯の裏側を磨くのが非常に難しいということになってしまいました。
また、親不知も上下左右4箇所にしっかり生えてくれてきたのですが、口の中があまり大きくないため、全部横向きに生えているらしく、歯の役割としては全然意味が無いそうです(昔、歯医者に良く抜いたほうが良いと言われました)。このため、親不知の隣の奥歯も歯ブラシが上手く当たらないといった弊害が生じていました。
上記に加え、元来の無精者であったため、年々歯の状態は酷くなる一方で、たまに行く歯医者でも、必ず歯ブラシについて指導を受けるという始末でした(当然の結果として、更に医者から足が遠のくことに。。。)。
しかし、電動歯ブラシは歯ブラシが勝手に振動により動いてくれるので(当たり前か)、自分では歯にブラシを当てることと、少しずつ場所を移動させることだけで歯磨きが終わってしまいます。特に今まで苦痛だった磨きにくい場所等も、ブラシが当たれば勝手に磨いてくれますので、今では楽々と磨けるようになりました。
電動歯ブラシの良さに目覚めてからは、家用としてタイマー付きの電動歯ブラシ、外出用としては携帯用の電動歯ブラシを購入しました。家用の電動歯ブラシのタイマーの使い方は、歯を上下左右4箇所のブロックに分け、更に各ブロックの歯を表・噛み合わせ部分・裏の3箇所に分けて、合計12箇所をそれぞれ10秒単位で磨いていくと2分丁度で歯磨きが終了するというような感じです。電動歯ブラシの使い方のコツは、歯に強くブラシを当てないと言うことです。ブラシを強く当てると上手く振動が伝わりませんので、振動を妨げない程度に軽く当てることが重要です。
お陰さまで今では三ヶ月に一回は定期的に歯医者へ行けるようになり、歯医者からも歯磨きに対する指導を受けることも無くなりました。皆様も歯磨きでお悩みでしたら、一度電動歯ブラシを使用されることをお勧めいたします。
加賀美 弘明(かがみ ひろあき)
最近思うこと:何かと難しい時代なので、バブル時代を懐かしく思います。