2020年3月に長男が産まれ、先月に1歳の誕生日を迎えました。つかまり立ちやつたい歩きといった歩くための練習をしながら、興味のある玩具などを手当たり次第口に入れて遊んでいる今日この頃です(最近のマイブームは僕の眼鏡のようです)。
さて、日本には1歳の誕生日を迎える初誕生で「一升餅」を担がせ、「選び取り」をする伝統行事があります。一升餅は一升のもち米から作られた丸餅のことを言い、「一升」と「一生」をかけ合わせて一生食べ物に困らないようにといった願いが込められています。選び取りはアイテムを並べて子供が取ったもので将来どんな人になるかを占う儀式のことを言います。
ワクワクとドキドキの中、我が家でまずは一升餅担ぎのスタートです。
風呂敷にくるんだ一升餅を背中に背負わせた瞬間は違和感があったようで気にしていましたが、それも束の間ですぐに一升餅を引きずりながら力あふれるハイハイができました。一升分は約2kgあるのですが、いつの間にこんな力がついたのかとわが子の成長に驚きです。
続いては選び取りです。
アイテムは願いを込めて①お財布(お金持ちになる)、②みかん(料理人になる)、③電卓(計算が上手になる)、④巻尺(職人の才能をもつ)、⑤筆(芸術、物書きの才能をもつ)、⑥はさみ(手先が器用になる)を並べました。
5メートルのハイハイを経てたどり着いた先はなんと電卓!このCASIO製電卓は会計士試験勉強用に大学の生協で買ってからかれこれ17年も使い続けているのですが、会計士の血は争えないなと感じつつ、長男の将来がますます楽しみになりました。
加藤智也(かとうともや)
<プロフィール>
出身:栃木県栃木市
趣味:山登り(日本百名山は50座達成後しばらく更新なし)、競馬(特に2歳戦~3歳日本ダービーまでに情熱注ぐ)