新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ここ数年は遠方の旅行ではなく、地元の千葉県や茨城県への日帰り旅行が多くなってきたな、と感じています。
9月の初めに、千葉県の銚子に行く機会がありましたので、個人的に気に入ったスポットについて書いてみようと思います。
① 銚子電気鉄道
常に鉄道事業は廃止の危機にさらされていますが、ぬれ煎餅等食品の販売が好調で、2022年度は久しぶりに黒字となったようです。また、本社は昭和の情緒があふれた建物であり、懐かしいオロナミンCの看板が飾ってあります。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、銚子電鉄の商品には自虐的なネーミングの商品が多く、人気商品となっており、最近では手に入るのが困難なものもあります。いくつか紹介します。
・まずい棒…現地に行ってもすぐ売り切れるお菓子。由来は会社の経営がまずいからとのことです。
中身は「う〇い棒」では…。
・チキンカレー…甘口の普通のチキンカレー。由来は資金繰りに苦労(資金枯れ)しているからとのことです。
・鯖威張るカレー…辛口の鯖のカレー。由来は綱渡りの経営状況(サバイバル)であるからとのことです。
② 犬吠埼
銚子電鉄の犬吠駅から徒歩で10分ほどの灯台。太平洋が一望でき、気持ちがすっきりします。また、潮風が強く、日陰に入ると涼しく、夏場でも比較的快適になれる場所ではないかと思います。
しかしながら、駅から灯台までのアップダウン、灯台内の狭い螺旋階段を上り下りするため、脚にはかなりの負担がかかってしまい、灯台での快適な時間があっという間に消え去ってしまいましたが…。
③ 醤油工場
銚子には、ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油の工場があり、立派な工場が市内に建っています。醤油工場の見学ツアー、醤油を使ったソフトクリームなど、興味をそそられるキャンペーンを行っているようです。実際に工場の見学を申し込んでみようと思いましたが、あいにく銚子に行った日が休日、かつ、新型コロナウイルス感染症の影響を回避するため、しばらくの間、工場見学は中止とのことで、見学することはできず…。
私も若干、自虐的な感想となってしまいました…。
水嶋康雄
座右の銘 縁の下の力持ち