自分は、幼稚園のころから野球を始め(そのころはほとんどお遊びでしたが・・・)、大学4年の卒業まで野球を続けてきました。
野球をやっていると、いろんな人と出会ったり、また一生の「親友」と巡り合ったりもします。
そんないろいろな経験をした中から、野球の友人から学んだことをお話させていただこうと思います。
まずは1つ目の経験談
これは大学野球の時に経験したことなのですが、自分が通っていた大学はラグビーで有名な「関東学院大学」で、野球はというと神奈川県では1,2位を争い、全国では最高(かなり昔ですが)決勝まで行ったことのある大学です。そんなうちの大学には全国から野球部に入部してきます。その中に、「奈良県」から来た「セカンドの子(以下セカンド)」との会話が非常に難しかったのです。それは何かというと、「・・・・やんかぁ~」という言葉でした。初めは、みんなとの会話で聞いたので違和感なく聞き流していたのですが、「セカンド」と一対一での会話で違和感を覚えたのです。その一部始終をどうぞ。。。。
「セカンド」: 昨日○○のテレビみたぁ~?」
「自分」 : あ~、みたみた!!あれは笑ったね!!
「セカンド」: それがさぁ~最後の方しか見れんくてさぁ~」
「自分」 : なんで??見たんじゃないの?
問題点!!↓
「セカンド」: それがなぁ~、先輩に呼ばれてマッサージしとったやんかぁ~・・・・
「自分」 :「えっ?知らないよ?そうだったの?」
「セカンド」:「はっ?」
「自分」 :「えっ?何?」・・・・・
解説はいらないかも知れませんが、「セカンド」のニュアンスは「先輩に呼ばれてマッサージしてたんだけど(説明)・・・・」に対して自分が最初に感じたのは「先輩に呼ばれてマッサージしてたじゃん(確認)?」と自分が知っているかのような感じに聞こえたからです。そのことを「セカンド」に伝えると、「なるほどなっ。わからんでもないなぁ」と言って納得してくれました。それからというもの、「セカンド」が「やんかぁ~」を使う際にはどちらの意味も織り交ぜてくるようになりました。。。。。。
言葉の複雑さを痛感した出来事でした。。。。
2つ目の経験談
自分は今まで野球のチームに(助っ人チームも入れて)7チームに所属していました。(現在よく参加するのは3チームほどですが)
野球チームといっても軟式野球や硬式野球とありますが自分の場合は、本籍(?)は硬式にあり、軟式は助っ人といったところでしょうか。しかし、野球をやっていて本当によかったと思ったことがあります。それは、自分は以前勤めていた会社で、神戸へ転勤になった時のことです。全く知らない土地と人柄の中でやっていけるか不安なときがありました。そんなあるとき、会社の人と食事をする機会があり、食事をしながら話していると、会社の人の知り合いのお店で、マスター(当時30歳くらい)が草野球チームを持っているというではありませんか。神戸へ行ってからというもの、休みもあまりなく、久しぶりの休みといっても知らない土地のためか出不精になり引きこもりの生活を送っていたのですぐに参加を申し出ました。
それから1週間後、参加する当日、正直、野球をやるのに緊張したのは初めてでした。それまでは近所の仲間と一緒にやったり、大学では、同じ目的で入部してきた人ばかりだったのでそこまで緊張することはなかったのですが、全然違う土地で関東の人間が来ると思われていると思うととても緊張しました。しかし、いざ試合が始まればいつもどおりに野球を楽しむことができ今まで以上の充実感があったのです。それは、久しぶりやったからということもあっただろうし、何よりも野球を通じて、今まで全く知らなかった人たちと出会えたことが何よりも衝撃的でした。その方たちとは今でも連絡を取ったり、神戸に行った際には時間を取ってもらったりしています。
野球をやる環境はチームの数ほどあり、自分に合う環境の数もまた然りです。自分のやりたいことをみつけたのであれば、そのやりたいことを思いっきりやれる環境を見つけて、ずっと続けてやり続けられることが本当に幸せなことなんだと思います。
中井 恭平(アドミスタッフ)
ひとこと:精進します。
略歴:関東学院大学(硬式野球部)、某株式会社(1年半神戸在住)、2007年7月監査法人A&Aパートナーズ入社
趣味:野球、ゴルフ、車弄り
メッセージ:日々新しいことばかりなので、気を引き締めて頑張ります。