最近のニュースで、死者が1,000人を超えると伝えられるスマトラ沖地震、死者・行方不明者合わせて100人を超えるというマニラの台風被害が新しい。悲しくやり切れないニュースであり、現地の人たちが早く普通の生活を取り戻してくれることを望むが、これらは果たして天災なのだろうかと思う。インドネシアでは毎年といっていいほど大地震が発生し、フィリピンはほとんどの台風が通過する。これらは人災による部分が大きいのではないか。国の事情はあるだろうが、最悪の事態を想定してそれを回避するため、それを繰り返さないための「リスク管理」出来ているのだろか。それとも神の前では人の力はやはり無力なのだろうか。
それから、民主党政権に交代する前から、八ッ場ダムの建設中止に関する記事をよく目にする。私はほとんどテレビを見ない。朝ラジオは付けているが、時計代わりに利用しているためほとんど聞いていない。そんなラジオから「やんばダム」という言葉が聞こえてきた。私の情報収集のツールは新聞のため、今まで「やつばダム」と読んでいたが、つい最近「やんばダム」と読むことを知った。「会社法施行規則」、私は「かいしゃほうせこうきそく」と読むが、「かいしゃほうしこうきそく」と読む人もいる。「世論」を「せろん」と読むか「よろん」と読むかは局面によって違う。漢字は本当に難しい。
以上、最近の新聞記事で思うことでした。
佐藤 禎
<プロフィール>
昭和40年10月22日生
早稲田大学商学部卒業
<モットー・信条>
Rome was not built in a day.(少し前、塩野七生さんの本にはまっていました。)