先日、ついに念願のアフリカ大陸に行ってきました。旅行に行く前に、私の周りの方々にアフリカにいってみたいかについて聞いてみたところ、以下の通りでした。
行きたいとは思わない・・・・・・・・・・・70%(7人)
行きたいとは思うが遠いから行かない・・・・20%(2人)
行きたい・・・・・・・・・・・・・・・・・10%(1人)
しかし、このアンケートは母集団があまりにも少ないため、統計的にはこの結果に何の意味もありません。たまたまアフリカに興味がない方がサンプルに選ばれただけなのでしょう。
さて、肝心のケニア旅行についてですが、ケニアで何をしてきたかと言われれば、基本的には「サファリ」だけです。サファリとはもともと狩猟目的の旅行のことでしたが、今ではアフリカ大陸で野生動物を観賞するために旅行することを指しています。
車に乗ってサバンナをドライブする通常のサファリのほか、ボートに乗って水辺の動物たちを見る「ボートサファリ」、気球に乗って空から動物を眺める「バルーンサファリ」、マサイ族たちと歩きながらの「ウォーキングサファリ」など、動物を見るために様々な方法がありました。
下の写真がサファリカーです。ワンボックスカーを改良し、天井が空くようになっています。もちろん窓からも景色や動物は見えますが、空いた天井からは360°の眺めが楽しめます。
動物を見るには動物園で十分だという方も多いと思いますが、やはり野生動物は姿が美しく、動いている姿には見とれてしまいます。
私が撮った写真とともに、少しだけケニアの動物たちを紹介します。
まず、Big5と呼ばれる動物がいます。ライオン、アフリカゾウ、アフリカンバッファロー、ヒョウ、サイです。狩猟をするのに最も危険な動物と考えられていたことから、こう呼ばれるようになったようです。
私がケニアに行ったのは6月終わりで、ちょうどヌーがタンザニアの方から大移動してくる頃でした。キリンは遠くからでもわかりやすいきれいな姿で、世界最速のチーターの動きは流麗で、バッファローなどの草食動物はときには食べられてしまいます。気球の上からは壮大な大地と、動物たちが移動する様子を眺めることができました。
名前がわかった動物だけで40種類以上見ることができました。まさに自然の宝庫といった感じです。今回は3つの国立公園をめぐりましたが、場所によって見ることができる動物や景色が異なり、いつまでいても飽きることはありません。
一方でナイロビの市街は多くのビルが立ち並び、想像よりもはるかに都会でした。建設中の建物が多く、まだまだこれから発展していくのだなと勢いを感じます。国立公園内の景色とは全く異なり、とても同じ国だとは思えないほどです。
アフリカは広く、国や地域によって状況は全く異なるでしょうが、決して未開拓の土地ではありません。人口の増加が著しく、平均年齢が若いことから、これから経済的な位置付けは間違いなく上がる地域だと見込まれています。そんなアフリカ大陸に今後も注目していこうと思います。そして機会があれば、また旅行に行こうと考えています。
間所 拓平
〈プロフィール〉
福井県出身
2009年4月に監査法人A&Aパートナーズに入所
〈行ってみたい国・場所〉
ジャンダルム、ネパール、ミャンマー、ボリビア、キューバ、アメリカの国立公園
〈今年の目標〉
何事も先送りしないこと