「ビュフォンの針」をご存じでしょうか。
ジョルジュ=ルイ・クレール・ド・ビュフォンという人が提起した数学の問題です。
その内容は、
床に多数の平行線を引き、そこに上から適当に針を落とします。
その時、針が平行線と交わる確率はどのようになるかという問題です。
ビュフォンがなぜこのような確率を求めようと思ったのか、全く理解できませんが、
この問題には面白いところがあります。
それは、この「ビュフォンの針」の実験を用いると円周率の近似値を得られるという点です。
確率の問題であるはずなのに、幾何学の分野である円周率を求められることはとても不思議です。
数学には分野をまたぐ不思議な繋がりが多く、
すべての分野を統一しようと試みている学者の方もいるようです。
全ての分野が繋がっていたとしたら、神秘的ですね。
ちなみに私は商学部出身です。
近藤 慶祐
出身:千葉県
趣味:音楽鑑賞・コーヒー抽出