私が子供の頃に比べて、現在の子は様々な習い事をやっているなぁと思う。もちろん、家庭によって様々であることは理解しているが、我が子のみならず、子供の小学校の友人の多くも毎日のように習い事に通っている。私の子供の頃は、公文、習字、水泳、その後、小学校高学年になって塾に通うくらいであった。しかし、現在の子は、これに加えて英語、サッカー、ピアノ、体操、女の子であればバレエなどなど、数えていけばきりがない。
下記が子供の1週間の予定である。
月曜日:公文 ⇒ サッカー
火曜日:ピアノ
水曜日:サッカー
木曜日:公文 ⇒ サッカー
金曜日:英語
土曜日、日曜日:休み
月曜日~金曜日まで予定がぎっしりである。小学校終了後にこの日程だと、いつ遊ぶのだろうか?と思う。しかし、不思議なことに、子供は楽しく過ごしているようだし、習い事先で友達と遊んでいるみたいなのだ。昔は習い事に通っている子供も少なかったことから、私は習い事に行くのが嫌で嫌でしょうがなかったが、現在の子は、習い事が当たり前となっているため、習い事まで含めて遊びの一環となっているようだ。
子供に習い事を強制しているとの誤解があるといけないので、説明しておくが、私も妻も、子供が嫌いな習い事はすぐに辞めさせる方針なので、これまで、水泳や体操などすぐに辞めたものもある。今継続している習い事は子供が好きでやっているものだけである。
初めは、子供が何に興味を示すか分からないので、体験入学でその習い事に興味を示すかどうかを見て、今後も習いたいと子供が言ったときのみ、その習い事をやらせるのが、我が家の方針なのである。
私個人としては、まだ小さいし、習い事の数を減らしてもいいのではないか?と思うこともあり、最近、子供に「何か辞めて遊ぶ時間作れば?」と聞いたが、「嫌だ。今やっている習い事は全て楽しいし、友達も一緒だから、辞めたくない」と言われた。これでは、続けさせるしかない。やはり、時代の流れなのか?
子供らしく公園で遊んでもらいたいという気持ちと子供が好きなことをやらせてあげたい気持ちで葛藤しながら、もうしばらく様子をみることとしたい。ただ、子供が楽しそうに過ごしている姿は親として本当にうれしいものだ。
永利 浩史(パートナー 公認会計士)
【プロフィール】
早稲田大学商学部卒業後、2003年中央青山監査法人入所。上場会社のスタッフ業務及び公開準備会社の主査業務を経験後、2007年7月に監査法人A&Aパートナーズに移籍
【趣味】
買い物、愛犬と出かけること。子育て。
【メッセージ】
事務所の兄貴達と楽しく明るい職場作りを心がけています。かっこいい中年になりたい!!