A&A blog

商戦イベント

12.18

ブラックフライデーとかサイバーマンデーとか、最近、耳にします。これは米国で年末商戦に向けたイベントを意味しています。このイベントは何故できたか?紹介したいと思います。
これらのイベントに当たって、「11月の第4木曜日」(今年は日本では「勤労感謝の日」でした。)がKeyになります。この日は米国では、感謝祭(Thanksgiving Day)と言って、米国の国民の休日(National Holiday)にもなっています。今では感謝祭は、家族や親戚縁者、友人が大勢集まって、七面鳥やかぼちゃパイを食べたりする家族行事となっているそうです。
感謝祭の始まりは、1620年にMayflower号に乗って英国から移住した頃まで遡ります。移住した人々の多くは冬の厳しい寒さに耐えきれず亡くなってしまったそうです。そこで近隣にいたインディアンからトウモロコシの栽培方法を教わって、育てました。順調に育ち、豊作となったことでその収穫を神に感謝することにしたそうです。これが感謝祭の始まりです。
感謝祭は国民の休日にもなっていますから、遠方から親戚や友人などもやって来ます。その際みんなプレゼントを購入して集まるそうです。そこで小売店にとっては商機到来です。小売店はプレゼント用にいろいろな商品を取りそろえ、消費者の欲望を掻き立て、売りまくります。感謝祭までにこれらの商品を売り切ってしまえば小売店も万々歳ですが、売れ残ってしまうケースも往々にしてあります。
そこで感謝祭の翌日の金曜日を「ブラックフライデー」と言って、小売店が残り物商品の大セールを行うのだそうです。なぜこんな呼び方になったかというと、フィラデルフィアの警察が、セールのため人が外に溢れかえり道路も混みあうため、仕事が増えることから「ブラックフライデー」と叫んだことが始まりとか。その後フィラデルフィアの新聞が、このセールにより小売店が黒字になると解釈し、これが定着したそうです。「ブラック…」と聞くと、大恐慌時代の「ブラックマンデー」を思い出してしまいますけど、実は暗い話ではなく大セールのことでした。日本でも最近「ブラックフライデー」を掲げて感謝祭の翌日にセールを行っているようですが、実は感謝祭と関係するものなのですね。
そして感謝祭後の最初の月曜日を「サイバーマンデー」と言うそうです。今度はこの日からネット通販業者がバーゲンを開催するのだそうです。感謝祭で遠出をした人たちが、疲れ切って帰宅し、買い物に出かける気力も失せるため、オンラインで買い物する人が増えるから、それを見込んでネット通販業者がバーゲンセールするらしいです。日本でも最近「サイバーマンデー」にかこつけて、ネット通販業者などがセールのTVコマーシャルをしています。
このように、米国では「感謝祭」をKeyに年末に向けて激しい商戦が始まるのですね。そして、本格的なX’mas商戦は、12月の第2月曜日「グリーンマンデー」からスタートするとのこと。
米国のこういうネーミング、面白いですね。
画像坂本さん

プロフィール:  坂 本 裕 子 (公認会計士 パートナー)

とうとう今年の9月末をもってA&Aパートナーズを定年退職します!辛かったこと、楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったことなど、とにかくいろいろありました。あと少しで無事にその日を迎えられることに感謝です。

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