A&A blog

北海道 その2

08.21

前回、前々回のブログに引き続き、自転車ロードレースの話題から始めたいと思います。
今年のツール・ド・フランス2017は、大接戦の末、最強の黒衣軍団、もとい白衣軍団に守られた、ケニアはナイロビ出身の英国人が3連覇(通算4勝目)を達成し、往年の名選手が名を連ねる「5勝クラブ」入りまで、あと1勝に迫りました。次に目指すのは、ブエルタ・ア・エスパーニャ2017での、1978年以来となる史上3人目のツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャの「ダブルツール」です。
このブログがアップされる頃は、ブエルタ・ア・エスパーニャ2017の真っ最中ですが、ちょうど同じ頃、北海道に帰省中の予定です。
北海道は、某機関が毎年公表する「地域ブランド調査」の都道府県魅力度ランキングにおいて、調査開始以来8年連続で1位に輝いています。2位以下は、京都府、東京都、沖縄県が続き、ランキングの下位に目を向けると、テレビ番組でもおなじみの不毛ながらも微笑ましいバトルを繰り広げる北関東3県が並びます。
都市間のバトルといえば、関東地方では、前述の「北関東の戦い」や、関東第3位をめぐる埼玉県と千葉県のバトルが有名ですが、書籍やインターネットで色々と調べてみると、全国には様々な都市間のバトルがあるようです。例えば、九州第2位をめぐる鹿児島県と熊本県と長崎県による三つ巴のバトル、四国No.1都市をかけた高松市と松山市のバトル、現代版・川中島の合戦(!?)(長野市と松本市)、さいたま市の内紛(浦和区と大宮区)などなど、都道府県レベル、市区町村レベルと様々です。いずれも、半ば話のネタのようなものですが、赤穂市(兵庫県)と吉良町(愛知県)、会津市(福島県)と萩市(山口県)など、地理的に離れた都市同士による歴史的な背景を持つものもあるようです。(なお、都道府県、市区町村の並びは50音順です。)
魅力度No.1の北海道にも、札幌市と函館市のバトルがあります。バトルというより、函館市民が札幌市に対して、一方的にライバル心を燃やしているだけなのかもしれませんが・・・。個人的な見解としては、人口や域内の経済規模を鑑みると、争う余地はほとんどないと思いますが、函館市民にも譲れないプライドがあるので、その言い分を紹介したいと思います。ちなみに、函館市は、上記ランキングにおいて、都市別の魅力度では全国1位(3年連続)、札幌市は、3位となっています(2位は京都市)。
 
函館市民の代表的な主張は、
①     積み重ねてきた歴史の長さが違う
(函館は室町時代以来500年以上の歴史があるが、札幌は100年程度)。
②     五稜郭公園、赤レンガ倉庫や教会が建ち並ぶエキゾチックな街並み、「100万ドルの夜景」とも
称され、「世界三大夜景」(他はイタリアのナポリと中国の香港)、「日本三大夜景」(他は神戸市
(摩耶山)と長崎市(稲佐山))一つに数えられる函館山から夜景など、観光スポットが多く
(札幌の有名所は「日本三大がっかり名所」の時計台くらい)、北海道唯一の国宝である「中空土偶」
もある。などで、北海道最古の都市としての自負が根底にあるように感じます。
 
確かに歴史的には函館市の方が古く、それぞれの市の略年表をみても、江戸時代または江戸時代以前の歴史的な出来事は、函館市の方が多いようです。実際、100年程前までは、函館市は、東京市(当時)、横浜市に次いで、関東以北では最大の都市でした。また、歴史的な古さもあり、観光資源の豊富さとしては、函館市に軍配が上がりそうです・・・。
しかし、近年は、いずれも約200万人を動員する「さっぽろ雪まつり」や「YOSAKOIソーラン祭り」がすっかり定着し、しかも、札幌市の藻岩山からの夜景が「新日本三大夜景」の一つに選ばれる(神戸市と長崎市は変わらず、函館市は落選。)など、観光資源の面でも函館市の防戦が目立ちます。
ついつい、北海道愛のスイッチが「押ささり」、ダラダラとなってしまいましたが、函館市にも札幌市にもそれぞれの魅力があり、北海道には他にも魅力的な街やモノがたくさんありますので、皆様、是非、北海道にいらしてください。

(書いた人)
百島 雄

(プロフィール)
2008年の公認会計士試験に合格後、コンサルティング会社に勤務。2014年、監査法人A&Aパートナーズに入所。

(好きな言葉)
「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

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