遅めの夏休みで昨日まで5泊7日でパリとロンドンに旅行に行ってきました。
パリとロンドンといっても飛行機が取れなかった関係で私一人先に出発してパリに1泊、次の日にはユーロスターでロンドン入りし旦那さんと合流というスケジュールでした。
ロンドンに行くのは初めてだったので、4泊の中にベーシックな観光もしたいし、週末開催されるマーケットも行きたい、かわいらしい田舎の村にも行ってみたいし、来週行われる弊法人のY氏の結婚式に出席する洋服も買いたい!と、色々やりたいことが盛りだくさんです。
ロンドン入りした日はもう遅かったので、夕飯を食べて寝てしまいましたので、帰る日も含めて実質3日半しかありません。3日半の間に観光にお買い物、マーケットに行ったりといっぱいやりたいことがあります。せっかくだからミュージカルも見たいし、あーーー忙しい!
第1日目。私たちの作戦としては、とりあえず初日に要所の観光を押さえておけばあとは買い物に行ったりして思いつくまま過ごせるね。ということで、朝から行きましたよいろんな所へ。
バッキンガム宮殿での衛兵交代式はもちろんのこと、ビッグベンやら大英博物館、ハロッズまで網羅的に回りました。途中、公園で野生のリスにも会えたし「う~ん。ロンドンに来たって感じ!」と、大満足。
夕食も日本から予約していたレストランへ行き、明日はロンドンで私が一番楽しみにしていたイギリス中のおいしいものが集まる(イギリスとて侮るなかれらしい。)と言われるマーケットでランチを食べよう。なんて話をしてかなりゴキゲン☆なスタート。
とうかれていたら・・・
レストランを出てすぐの階段から落ちた。
たった5段程度の階段でおもいっきり転んだ。
気をつけて。と言われた1秒後に・・・
ここからは痛みに弱い私の記憶はとぎれとぎれ。
貧血で倒れそうになりながら、旦那さんと地元の女の子たちの助けを借りてなんとかホテルに辿り着き、ホテルのフロントで氷をもらってきてくれた旦那さんに痛いー、触らないでーと叫び散らし、挙句の果てには湿布を探して買い物に出てくれた旦那さんの帰りを待たずして先に寝るという始末。
面目ない・・・・・
次の日起きて回復してたらマーケットに行こうと思っていたけど、すっかり歩けない。腫れはどんどんひどくなって、ゾウの足みたい。
こうしていてもしょうがない。ということで、病院に行くことにしました。
海外旅行保険なんて、きっとクレジットカードに付いているだろう。と思って今まで確認なんかしたことなかったのですが、どうにかサブで使っているカードに自動付帯されていることが判明。スバラシイ。
フリーダイヤルかコレクトコールで電話していいし、土地勘のない外国の地で病院までのタクシー代も出してくれるし、何より日本人の対応のきめ細かさに不安な気持ちが和らぎます。(とはいえ電話したのはすべて旦那さんですが・・・)
掛金1円も払ってないのにこの待遇。スバラシイ。(もちろんカードの会費も払っていません。)
早速教えてもらった日本人専用の病院に向かいました。事前に電話で経緯は話してあったので対応もスムーズで親切で、さっすが日本人。この足じゃどこも行けない。と車いすのレンタルを希望したところ、うちではやってないんです。と言って別の車いすのレンタル屋さんをネットで探しておいてくれたりと、何から何までお世話になり、担当していただいた看護師さんが女神に見えてきました。
こうして始まった波乱の2日目ですが、たまたまこの病院がロンドンの金融街Cityというところにあったため、英国ビジネスマンを生でたくさん見られたし(みーーんな勤務中なのにビール&ワイン!!)、座ってできることということで夜はミュージカルを見に行ったし、笑っちゃうくらいおいしくないスパゲッティーを食べたりと、なかなかエンジョイすることができました。
その後は、行きたかったイギリスの田舎町巡りもお買い物もノッティングヒルのマーケットにも行けたし、残りの観光もできたし。。。
車いすを借りられたおかげで旦那さんの介護の下ですが結構自由に動けたのでよかったです。
英国紳士は本当に英国紳士だということも確信してきました。
みなさんもご旅行の際にはうかれすぎに十分注意してくださいね。
でも、もしも旅先で何かあっても大丈夫。もうぜんっぜん言葉が通じないようなどうしようもない状況でも、絶対大丈夫。
いろんな人の優しさに触れることができて、心がほっこりできます。
これ、まさに
「怪我の功名」 ヘヘ❤
※ただし、写真は必要以上に淋しくなるので注意
木下 裕美
東京都世田谷区出身。
≪趣味≫
旅行、おいしいものを食べるそして作るそして飲む
≪モットー≫
なんでも楽しくやる。(ように心がけています。)