ソチオリンピックが終わりました。私も深夜にもかかわらず毎晩のようにテレビで見ていました。今年はサッカーのワールドカップもあり、スポーツファンには楽しみが多い一年ですね。
さて、昨年2020年東京オリンピックの開催が決まり、私の住んでいる東京の勝どき付近も大きなプロジェクトが始まろうとしています。
まず、晴海の現在空き地となっている展示会場跡地に選手村ができます。2016年オリンピックの立候補時にはこの場所にメイン競技場を建設し、選手村は有明に建設する計画でした。しかし、今回の立候補時にはメイン競技場は国立競技場を建替え、晴海に選手村を建設する計画に変更されました。晴海の選手村の規模は5000戸程度になり、オリンピック後には分譲マンションとして販売される計画で、オリンピック開催後には12000人程度が暮らす住宅になるということです。このため、ますますこの地域の人口が増加しそうです。
道路ではオリンピック立候補前より環状2号線の整備が進んでいます。虎ノ門・新橋間はまもなく開通予定であり、新橋から汐留を抜けて隅田川に架かる橋の建設も進んでいます。完成は平成28年ということですが、もう橋脚ができているのが見えます。この道路が晴海、そして多くのオリンピック会場が建設される有明地区まで到達する予定で、お台場・有明方面から都心への車でのアクセスはとても便利になるはずです。
問題となるのはオリンピック期間中及び期間後の交通の混雑です。大江戸線の勝どき駅の朝の混雑は大変なもので、現在駅の拡張工事が進められていますが、これ以上の混雑に対応できるか心配です。また、ゆりかもめの豊洲から勝どきへの延伸計画があるようですが、実現可能性はほとんどないようです。一方、銀座と晴海の間に路面電車を通す計画もあるようですが、これは工事費も地下鉄ほどかからず、環境にもいいという評判なので、住民としても実現して欲しいものです。
東京オリンピックまであと6年ですが、日本人選手が一つでも多くのメダルを獲得できることを願っています。
岡 賢治(オカ ケンジ)
東京都出身
最近はまっていること:これから沖縄の離島にはまりそうです