A&A blog

花火の不思議

09.26

夏の風物詩といえば花火大会ですね。ここ6~7年くらい、毎年板橋の花火大会に行っており、もちろん今年も観覧してきました。同日、荒川河川敷の反対側では、戸田橋の花火大会も開催されているため、両方の花火を楽しむことができます。また、板橋の方は『尺五寸玉』を売りにしていることから、まるで空から降ってくるような花火を見ることができ、私にとっては欠かせない夏の楽しみとなっています。
最近はいろいろな形や色等、花火の種類が増えてきているように感じますが、あの色とりどりの光はどのようにして作られているかご存知でしょうか。このブログをきっかけに調べてみたところ、花火の色は、決まった方法で、必要な色を出すことができるそうなのです。
金属を燃やしたとき、その金属によって決まった色を放出するという『炎色反応』がありますが、花火もこの『炎色反応』を利用して、様々な色の花火を作っています。
打ち上げ花火では通常、大きな花火玉の中に、2種類の火薬が入っていて、1つは上空で花火玉を割るための火薬、もう1つは丸い粒状の『星』と呼ばれる火薬で、花火の光の一つずつとなり、様々な色を出しています。
この『星』には『炎色反応』を起こす金属が含まれていて、『星』に入っている成分が、上空で火薬により燃えて『炎色反応』を起こし、金属の種類によって、赤や青など違う色を見せてくれています。
花火の中には、夜空に打ちあがって広がった後に色が変化するものもあります。このような花火の『星』は、真ん中にある芯に向かって、違う色の火薬をまぶしていく方法で作られていて、上空で『星』が外側から燃えていくため、だんだんと色が変わってくるのだそうです。
一つ一つの花火に、化学の力と職人の方の努力が込められているのですね。また来年はどんな花火が出てくるのか、今から楽しみに待つことにしようと思います。

大野 奈緒美(おおの なおみ)

埼玉大学経済学部経済学科卒業
2011年1月、A&Aパートナーズ入所
毎日失敗しながら、新しいことを身につける!
今年はポジティブ思考で、仕事もプライベートも充実させたいと思います。

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