A&A blog

絵本が好き

10.01

もうすぐ3歳になる息子がいます。知り合いに絵本のブッククラブ(子供の成長にあわせて絵本を定期的に配本してくれる業者)を営んでおられる方がいる関係で、1歳に満たないうちから絵本の読み聞かせを続けており、毎月1・2冊の絵本が送られてくるので我が家には既に数十冊の絵本があります。子供に絵本の読み聞かせをしていると大人からみても様々な発見があり、非常に興味深いです。今回は面白いと思った絵本をいくつか紹介したいと思います。
・どうぶつのおやこ(作:薮内正幸、福音館書店)
1966年発売の古典。本なのに文字がなく、非常に写実的なライオン、キリンやサルなどの動物の親子がたくさん登場します。読み聞かせ初期の頃に頂いた本です。文字がないのでどのように読むか戸惑いましたが、子どもと対話しながら思いつくままに自由に読めばいいのだと気付きました。読み聞かせ方は人それぞれです。
・もこもこもこ(作:谷川俊太郎、絵:元永定正、文研出版)
詩人谷川俊太郎の絵本です。得体のしれない物体がもこもこと現れていろんな形になった後消え、また現れる。それだけの話なのですが、輪廻転生とか諸行無常などを寓意として含んでいるように思えてくる不思議な魅力を持った本です。
・おおきなかぶ(作:A・トルストイ、絵:佐藤忠良、訳:内田莉莎子、福音館書店)
「うんとこしょ、どっこいしょ」のセリフが有名な絵本です。皆さんの中にも読んだことがある方は多いのではないでしょうか。私も子供の頃読んでいた記憶があり、懐かしい気持ちになりました。声をだして読んでみるとテンポの良さ、リズミカルさがくせになります。仲間と協力することの大切さも学べそうです。ちなみに作者は「戦争と平和」のトルストイとは別人です。
・みんなうんち(作:五味太郎、福音館書店)
著名な絵本作家五味太郎の絵本。生き物はみんな食べるからうんちをするという内容です。当たり前のことですが、正面切って言われると人生の核心をついているようで何か考えさせられます。
子供とのコミュニケーションの一環として絵本は非常に良いツールだと思います。子供の成長を感じる場面は色々とあるかと思いますが、絵本の読み聞かせでもそれを感じることがあります。最初の頃は読み聞かせをしていても途中で他に興味が移って最後まで聴けないことが多かったのに、今では30ページ以上ある絵本でも最後まで集中を切らさずに聴けるようになりました。
最後に、余談ですが子供の頃大好きだった「のろまなローラー」という絵本が送られてこないか密かに期待にしています。

大髙 宏和
〈プロフィール〉東京都出身 霞が関ビルからの眺めが良かったことから2001年4月みすず監査法人(旧中央青山監査法人)に入所。2007年7月監査法人A&Aパートナーズ入所後現在に至る。 日本公認会計士東京会会計委員会副委員長
〈趣味〉 育児、読書、Wikipedia、YouTube、乗り物、絵本の読み聞かせ、ふるさと納税、将棋、いちご狩り、昆虫
〈好きな言葉〉Das Beste oder nichts

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