A&A blog

メキシコに行ってきました

11.05

9月の中旬に遅めの夏休みをいただいて、メキシコに行ってきました。数年前から行きたい旅行先リストには常に入っていたのですが、「遠いし日数かかるから」という理由でずっと行けてなかったので念願がついに叶ったところです。
まず、メキシコシティから入って、そのあと長距離バスでグアナファトというところに行き、カンクンで終わるというスケジュールでしたが、この三つの中ではグアナファトがダントツに素敵な所だったので、グアナファトについて書きたいと思います。
グアナファトはメキシコシティから長距離バスでだいたい4~5時間くらいかかるところにあり、スペインの植民地時代に築かれた街で、町全体が世界遺産に登録されているところです。
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街全体がカラフルでこういった建物が所狭しと並んでいます。
まず、中世の面影を残すグアナファトの街を一望できる絶好のビューポイント、ピピラ記念像のある丘に行きました。グアナファトでは一番有名な観光地で、ここでの観光のハイライトです。ピピラとは、メキシコ独立戦争時に、スペイン政府軍が立てこもる要塞となっていた穀物倉庫の扉を、一人で爆薬を抱え突破し要塞墜落のきっかけを作った鉱山労働者の名前だそうです。街を見下ろせる丘の上に大きな記念像が建てられています。
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こっちが夕暮れ位?です。
寒かったのですが、景色がきれいだったので4時間位はピピラ記念像の丘にいたと思います。この丘はファレス劇場というところの裏手から出ているケーブルカーで行きました。丘まで歩いてもいけるそうですが、結構急な斜面だったので歩いて登るのは大変そうです。
次の日は口づけの小路、ファレス劇場、グアナファト大学、ミイラ博物館など主要な観光どころをほぼ徒歩でまわりました。ミイラ博物館だけタクシーで10分くらいのところだったのでタクシーを使いましたが、そこ以外は歩いて行けるくらいのところにすべてありました。
ミイラ博物館は、その名の通り赤ちゃんから大人のミイラまで何十体と展示されている博物館です。館内が撮影禁止だったのかどうか定かではありませんが撮る気にならなかったので写真はありません。メキシコの乾燥した気候ゆえ、ミイラが出来やすいようです。ガイドブックにはミイラ博物館は観光スポットとして人気だから行列ができている、と書かれていましたが、私が行ったときは他に誰もいなく友人と二人っきりで薄暗ーいミイラが並んでる館内を回りました。ずっと鳥肌が引かない状態で、ここは一回くれば充分かなーと思いました。
あと、面白かったのはミイラ博物館から程近い場所にあるイダルゴ市場です。ここは日用品からグアナファト名物のミイラキャンディーなどのお土産物や、果物などの生鮮食品などなんでも売られています。雑貨などで欲しいものはなかったですが、変わったものなどが多く見ているだけで楽しめました。
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グアナファトは観光するだけなら2日あれば充分見れてしまいますが、街全体がのんびりしているところなので、もう2、3日観光はしないでのんびりここにいたいなーっと思ってしまいました。あと、ここでは日本人どころかアジア人を一人も見かけなかったです。たぶん今までの旅行で初だと思います。
美味しいメキシコ料理も食べられたんですが、一つ心残りがあります。メキシコのいたるところの屋台で売られている、焼きとうもろこしにマヨネーズと粉のチーズをまぶして、最後にライムを絞って丸ごと一本手渡してくれる屋台料理が食べられませんでした。日本で見るとうもろこしと比べて明らかに白くて硬そうなとうもろこしでしたが、食べ歩きしている人がおいしそうに食べていたので…。次回行く機会がもしあったら食べようと思っています。
メキシコシティもカンクンも素敵なところでしたが、今旅行を思い出して一番最初に出てくるのは「遠かったなぁー」です。カンクンから自宅に帰るまで丸一日かかったと思います。飛行機の中で映画を4本見て、寝て起きてもまだ着かない…。たぶん、数年は中南米・南米方面は旅行で行かないと思います。
今回の旅行では、カンクン行の飛行機に乗り遅れるやら、地球の歩き方をなくすやらでトラブルが結構多かったので、日本に帰ってほっとしてしまいましたが、帰国して数日で次はどこに行こうと妄想しています。まだ南半球に行ったことがないので、次は南半球の国に行きたいなーっと思っています。

髙田美香
(プロフィール)
埼玉県出身 2011年1月AAP入所

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