私のボランティアの始まりは東京マラソンのボランティアでした。
 
東京がひとつになるという胸高鳴る言葉に惹かれ、毎年３月欠かさず、ボランティアとして参加しております。
 
大体自宅近くの市ヶ谷・飯田橋に当選するので、沿道ですが、初めは車いす選手の人間の力に感動し、一流選手のスピード感に驚き、まだ疲れていない一般の方々のお祭りの様に楽しみながら個人なりグループなりで走る姿に、私自身楽しみながら毎回参加致しております。
 
今年は念願のスタート地点に当選致しました。スタート地点はランナーが準備運動を行ったり、スタート前の緊張感の中で過ごすところです。各国のランナーの方もいらして、国際色豊かなところが東京マラソンにボランティアではありますが、参加していることを感じるときです。また、活動中海外の方にThank you！と言われた時にボランティアとして参加して良かったと実感に浸る一時でもあります。
 
一昨年は東京オリンピックのシティキャストも務めました。無観客で活動も少なくなりましたが、有楽町のＰＲ館とパラリンピックのマラソンでボランティア参加致しました。海外から来られる方々に日本のおもてなしの心に触れて戴き、日本の印象が少しでも良くなればと思い、笑顔で活動を行いました。
 
無観客となり、競技を観覧することもほとんどなかったのですが、ボランティアで参加し、大会運営の方々のご努力、大変な思いで、コロナ禍でも開催出来ました様子を垣間見ることができました。少しでもオリンピックに参加できましたことに感謝申し上げております。
 
オリンピックに附随して、区のボランティアにも参加致しました。オリンピック開催前の記念イベントやラグビーワールドカップのパブリックビューイング等で活動も致しました。
 
ボランティアの醍醐味は、人の役に立つことが自分自身の成長にも繋がることです。また、多年齢の方とのコミュニケーションや交流があることも人間の幅が広がります。
 
ボランティアは、千思万考に尽きる活動だと心に留めました。よって今後も少しでも社会のお役に立てるようボランティアに参加していきたいと考えております。