2016年8月5日から8月21日までリオデジャネイロオリンピックが開催され、多くの日本代表の選手が活躍しました。私も選手たちの活躍を夜遅くまで、もしくは朝早く起きて、テレビの前で応援していました。
みごとメダルを獲得した選手、残念な結果になってしまった選手、様々だとは思いますが、どんな結果であれ全力を発揮できた選手は、皆さんとても清々しい表情をしていました。
一般人の私が４年に一度しかない大会に向けて練習し努力し続けることを想像すると、とても辛く、成果を上げられないかもしれない不安で押しつぶされそうになります。
このような辛いものをなぜ続けられるのだろうかと考えてみると、スポーツが純粋に好きだからという人、これだけは絶対に負けたくないという人、いろいろな人がいると思います。ただ、好きとか嫌いとかの感情を超えた何かのために努力している人が多いような気がします。
自分にとっては無くてはならないもの。これが無くなると自分でなくなるもの。このためなら、どんなに辛くてもやっていけると思わせるもの。自分のなかでブレないもの。
ブレないものは、自分の夢、誰かとの約束などの目標のようなものなのか、自分のなかに蓄積してきた経験や自信のようなものなのか、どのような形をしているかはわかりませんが、自分のなかで揺らがないもの。
そのブレないものを持っている人が努力し続けられるし、結果をだせる秘訣なんだと思います。
残念ながら、私にとってのブレないものは何なのかはまだわかっていません。でも４年後は必ずきます。自分にとってのブレないものを見つけて、東京オリンピックに臨む選手たちに負けない気持ちで、4年後を迎えたいと思います。