A&A blog

イノズの夕日

02.26

「イノズ」。 高校生の頃から慣れ親しんだ場所だ。なぜ、自分たちが、吉祥寺にある井の頭(いのがしら)恩賜公園を、「イノズ」と呼ぶようになったかは忘れたが、とにかく、この街、この公園の雰囲気が好きだ。なかでも、11月下旬から12月の昼過ぎから夕方にかけて、伊勢屋のヨコの階段上から、井の頭恩賜公園をみたときの木漏れ日と、御殿山を登り、井の頭自然文化園(本園)と向かう際に見上げたときの木漏れ日が、なんともいない。 
高校が「イノズ」に近かったこともあり、この公園には本当によく通ったものだ。その後、一緒に行く人数は、1人、2人・・・と増えていったが、伊勢屋ヨコの傾斜の緩い階段を一歩一歩降りていけば、あの頃と何も変わらない場所がそこにある。何年かすれば、一緒に行く人数は少しずつ減っていくかもしれないが、子供たちが新たな家族ともに、「イノズ」を訪れる日が来るかもしれない。 
自分にとって、「イノズ」は、何年たっても「変わらない場所」。 
・・・皆さんにとって、「変わらない場所」って、どんな場所ですか?

齋藤晃一(さいとうこういち)
 「散歩」のようにゆっくりではありますが、一歩一歩精進していきます。

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