A&A blog

推理小説にも旬

11.30

今まで推理小説なるものをあまり読んだことがなかったのですが、最近よく読んでいます。読み始めるとついつい時を忘れて、読み込んでしまいます。先が知りたくて、すすむ、すすむ…1冊読むのが早いこと。
なぜ読むようになったかというと…
父は昔から本が大好きで、本を爆買いする人、しかも捨てないので、実家は本だらけ。少しずつ片づけをするのですが、追いつきません。政治経済の本もあれば、芥川賞受賞した小説や歴史小説など様々です。日中韓の政治経済の話は、時代とともに標題が変わるので、表紙を見ただけで、だいたい何時頃出版され、内容もだいたいこんなんだろうと推測ができます。これらの本は、ほとんど過ぎた時事のことなので、無視して、せっせと片づけます。片づけに飽きると、目にとまった小説などぱらぱらとページをめくります。このまま捨ててしまったらもったいない…と思いう気持ちが湧きあがってきます。なんとなく、ななめ読みしたら、結構面白い!、それが推理小説でした。
もともとTVのサスペンスドラマもよく見ていたのですが、その原作が「これか」と初めて知りました。TV放映よりも、本の方が自分のペースでドラマを展開できるし、推測や想像も好き勝手にできるので、なかなか心地がいいと思います。
西村京太郎の十津川警部シリーズや左文字進シリーズ、内田康夫の浅見光彦シリーズや信濃コロンボシリーズなど、TVサスペンスドラマでもシリーズ化されている小説は、TV放映本数以上に本の数が何冊もある(家にあるだけでも…)ので本当に驚きます。人気作家は1年にどのくらいのペースで小説を書くのかな?なんて推測してします。よくネタが尽きないなと感心もします。もちろん職業なのですから、当たり前と言えばそうかもしれませんが、本当によくネタがあるものですね。新刊も次々発刊されています。 父の蔵書には出版されたのが10年や15年前などの推理小説もあります。それを読むと、登場人物の人間関係などは、今も昔も変わらないと思いますが、生活環境が違います。携帯電話がなかったり、長野新幹線が開通していなかったり、ちょっとしたズレを感じます。今なら、犯人の足がかりはあちこちに設置してある防犯カメラの記録を見ればいいとか、犯人らしき人間の横顔をスマートフォンで撮影して警察に送ることも簡単にできます。ひと昔前は、防犯カメラが設置されている場所が限られていたり、録画もすぐ消去されていたり、なかなか犯人を特定できるような道具ではありませんでした。カメラも常時持っている人はいなかったでしょう。でも、スマートフォンや携帯電話には撮影機能がついていて、誰もがタイムリーに撮影することができます。犯人の足取りを推測するとき、新幹線があるとないとでは行動時間に差が出てしまいます。インターネットで調べればすぐ分かる電車乗換情報も、分厚い時刻表でいちいち調べたりなどと、歯がゆい感じがします。自分も推理しながら読むものですから、時代が違うとわかっていても、推理の幅に差がでてしまうのです。
こう考えると、推理小説にも旬があるんだな…と思うのです。読むなら、最近発刊された本の方が、自分の推理と小説のなかの推理がマッチするので、私は、面白いと思います。せっかくなら旬の推理小説を読みたいのですが、古い本が山ほど積み重なっています。まだまだ道のりは遠く、やや旬のすぎた推理小説をあれこれつまんで読んでいます。
20151130

プロフィール:  坂 本 裕 子 (公認会計士 パートナー)

とうとう今年の9月末をもってA&Aパートナーズを定年退職します!辛かったこと、楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったことなど、とにかくいろいろありました。あと少しで無事にその日を迎えられることに感謝です。

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