前回のブログは2019年6月、恒例であった当法人の懇親会の様子、メールや電話会議、テレビ会議など、意思疎通を行うツールは多々あるなか、やはり、じかに顔を合わせ、話をすることは重要だと感じていること、平素顔を合わせることが少ない監査法人という組織のメンバーで、お互いの近況を話せる機会はとても貴重で、今後も継続していきたい行事の一つであることをお伝えしていました。この時にはまさかTeamsでの会議を日々行い、一同に会する懇親会を実施できなくなる状況は想像もしていませんでした・・。
2017年のブログにはインフルエンザに罹ったことがなく予防接種も受けていないことを記載していました。この時にはまさかワクチン接種の為にLINE予約をすることになるとは考えてもみませんでした・・。
2015年のブログには築地市場で見た外国人旅行者に対する「おもてなし」の様子、5年後のイベントについて記載していました。この時にはまさかインバウンド需要が蒸発し、オリンピック・パラリンピックが1年延期され、そのうえ緊急事態宣言下で行われることになるとは想像もしていませんでした・・。
感染症一つでここまで世の中が変わってしまうことが映画で見る世界であったのは1年半前までのこと、ここまで期間が長くなるとこの生活が日常になりますし、様々なことが定着してきました。例えばWeb会議。移動時間がなくミーティングが可能なことは、このような状況となる前から理解していたもののなかなか普及していませんでしたが、この1年半で、ミーティングを開催する際にはまずWeb会議が前提で、対面の回数は格段に減少しました。また、在宅勤務についても定着したものの一つです。これにより、働き方に様々なバリエーションができ、就業が難しかった方が働けるようになるなど、プラスな面が多くあることは確かです。
もちろん、この1年半で大変な思いをされている業界もあります。以前よく利用していた和食屋さんは地下にあるため換気が心配で行かなくなってしまいましたが、まだ閉店せず頑張ってくれているのが救いです・・。仕事帰りに通っていた事務所近くのお蕎麦屋さんも席の間隔が近く1年以上行っていませんが、早くお店の造りを気にせず行けるようになることを願ってやみません。1年に数回集まっていたいくつかの食事会も行なえておらず、リモートでの食事もしてみましたが、こちらはあまり定着しませんでした・・。やはり食事会は対面で会話し、一緒にお料理を美味しくいただくことが大切であると改めて感じています。
定着した良い習慣は残り、戻ってほしい習慣が一日も早く戻ることを心より願っています。
M.M