来年こそは、禁煙をしよう。
 
新年は、毎年同じ気持ちを持って迎えるのですが、正月三が日すら持たずに失敗しています。
 
そんな私でも、過去に２回、長期的な禁煙をしたことがあります。１回目は15年前、丁度業務が大幅に縮小され、ストレスフリーであったころです。ストレスがないと、こんなにも簡単に禁煙できるのかと、当時は妙に納得しました。
 
2回目は8年前、この際には禁煙補助剤を利用しました。禁煙補助剤には、刺激作用（喫煙と同様の作用）と拮抗作用（喫煙による満足感の抑制）があり、この際にも無理なく禁煙することができました。ただ、残念ながら禁煙補助剤の成分に、発癌性が疑われるニトロソアミンが含まれることが発覚し、現在は出荷保留となっています。個人的には、発癌性が確実であるタバコを排除するために、発癌性が疑われる物質を利用することに、それほど違和感はないのですが。
 
先日、とある会合で、書籍「禁煙セラピー」の話題があがり、早速購入しまた。著者のアレン・カーは英国の公認会計士、自身の経験から禁煙クリニックを世界41か国に開設した禁煙活動家です。多少古い本ですが、当時から、「読むだけで絶対やめられる」と噂の書籍です。本書により、ニコチンの罠の仕組みを理解することができ、最後には「これが私にとっての最後の一本だ」と思う時が訪れるようです。
 
年末に購読し、「最後の一本」を満喫しようと思っています。その成果は、年明けにご確認ください。