A&A blog

思わぬ繋がり

03.04

「ビュフォンの針」をご存じでしょうか。
 
ジョルジュ=ルイ・クレール・ド・ビュフォンという人が提起した数学の問題です。
 
その内容は、
 
床に多数の平行線を引き、そこに上から適当に針を落とします。
 
その時、針が平行線と交わる確率はどのようになるかという問題です。
 
ビュフォンがなぜこのような確率を求めようと思ったのか、全く理解できませんが、
 
この問題には面白いところがあります。
 
それは、この「ビュフォンの針」の実験を用いると円周率の近似値を得られるという点です。
 
確率の問題であるはずなのに、幾何学の分野である円周率を求められることはとても不思議です。
 
数学には分野をまたぐ不思議な繋がりが多く、
すべての分野を統一しようと試みている学者の方もいるようです。
 
全ての分野が繋がっていたとしたら、神秘的ですね。
 
ちなみに私は商学部出身です。
 

近藤 慶祐
出身:千葉県
趣味:音楽鑑賞・コーヒー抽出

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