第12話 コーポレートガバナンスのポイント

えー、安藤エイタです。今日は、コーポレートガバナンスのポイントについてお話しします。

諸福あゆみ
経営のアクセルとブレーキを踏み間違わないために、コーポレートガバナンスが大切だってことはわかったわ
安藤エイタ
光栄です
諸福あゆみ
ただ、上場準備という観点からは、どういうことに気を付けたらいいのか、もう少し具体的に教えてくれないかしら
安藤エイタ
いいですよ。ではまず、株主総会はきちんと開催してください
諸福あゆみ
株主と言ったって、ウチの場合、ほとんどの株をパパが持ってるんだけどね
安藤エイタ
そんなこと関係ないですよ。上場準備の段階から、会社法に則って株主総会を開催する必要があるんですよ
諸福あゆみ
今年はちゃんと開いたのかしら?
安藤エイタ
ほら、そんなことにならないように、議事録をきちんと作成して記録を残しておくことも必要です
諸福あゆみ
わかったわよ
安藤エイタ
次に取締役会ですが、毎月開催しないといけません
諸福あゆみ
安藤君が来るようになってからはやってるわ
安藤エイタ
恐縮です
諸福あゆみ
でも確か、法律上は3ヶ月に1回でいいんじゃなかったっけ?
安藤エイタ
確かに会社法ではそうですが、上場企業としてタイムリーな経営判断を行うためには、最低月1回は開催する必要があるんですよ
諸福あゆみ
そうなんだ
安藤エイタ
そして、議事録を作成しておくことも忘れてはいけません
諸福あゆみ
はいはい、記録でしょ
安藤エイタ
あと、取締役会の構成ですが、取締役の半分以上が親族というのはダメですよ
諸福あゆみ
お手盛りの危険があるからね
安藤エイタ
そうです
諸福あゆみ
第三者的な目線でチェックするということを考えれば、社外取締役が多ければ多いほどいいんでしょ
安藤エイタ
それはあまりおすすめしません
諸福あゆみ
あら、どうして?
安藤エイタ
大事な意思決定をしようと取締役会を開催したくても、社外取締役が多ければ日程調整に苦労して、機動的な開催が難しくなるじゃないですか
諸福あゆみ
なるほど。要するにバランスが大事ってことね
安藤エイタ
まあ、私の個人的な見解ですが。そして最後に監査役……
諸福あゆみ
安藤君
安藤エイタ
どうかしましたか?
諸福あゆみ
なんだかお腹すいてきちゃった
安藤エイタ
まったく……。しかたない、何か食べに行きましょう。何かご希望はありますか?
諸福あゆみ
そうね、じゃあ、駅前の食べ放題なんてどう? 安藤君、記録狙っちゃいなさいよ

(つづく)

第13話 監査役の役割

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