2015.07.27

カニと修造 理論

映画監督の三宅隆太さんが演出の効果を表現した例え話です。なかなか興味をそそるネーミングですよね。

松岡修造さんがグルメレポーターを務める『くいしん坊!万才』で、修造さんが漁船の上でカニを食べるシーン。採れたてのカニをゆで、脚をバキッと折って、プリップリッの身を口いっぱいにほおばる。甲羅をパカッと開けてカニみそを味わう。超おいしそうですよね。
その前には、なかなかカニが獲れずに苦労する修造さんの画。やっとの思いで手にしたカニは本当においしそう。「やったぜ、ついにカニが食べられる!超新鮮!超うまい!」ってもう完全に修造さんの気持ちになっちゃいますよね。

ところが、カニを食べる前に、ファインディングニモのような海の中の生き物の楽しく穏やかな生活のシーンを挿入したとする。お母さんガニが赤ちゃんガニを連れて初めてのお散歩に出かける。赤ちゃんガニはお母さんガニに寄り添って初めて見るきれいな海の世界に目をパチクリ。そこへ修造さんが現れてお母さんガニを捕獲。ひとり残され泣き叫ぶ赤ちゃんガニ。修造さんは母さんカニを調理し、脚をもぎ胴体を分解して、満面の笑みで、「いただきまーす!」と。お母さんガニを食べる修造さんは完全に悪魔か何かです。カニ側の気持ちで映像を見てますから。

同じシーンでも、その前後の情報によって、人の見方は変わってしまうんですね。知らず知らずのうちに。情報の多い方に感情移入をしてしまうんだそうです。こうゆうことって実際の生活でもよくありますね。

そういえば、最近フェイスブックやLINEのプロフィール写真をレインボーにしている人見かけませんか。
こんな感じで。ザッカ―バーグです(笑)。
20150727_01

ホワイトハウスもレインボーハウスになっちゃったみたいです(笑)。

20150727_02

このレインボー、ちゃんと意味があるんですよ(レインボーといっても実は6色ですけど)。
ご存じない方は調べてみてくださいね。いろんな方面から情報をとって。人は情報量の多い方に感情移入しがちですから。

 

 

久保田寛志
(プロフィール)
2000年公認会計士2次試験合格後、みすず監査法人(旧中央青山監査法人)へ入所。その後2007年7月に監査法人A&Aパートナーズに入所。現在に至る。

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