2015.04.6

喜怒哀楽

去年は厄年でしたが、
伊勢神宮と出雲大社を両方ともお参りしたおかげか、
何事もなく過ごすことができました。

厄年付近にもなると、
歳を取ったなあと思うことが多々あるもんですね。

なので……
今のうちに、これまでの人生を、喜怒哀楽それぞれのエピソードを交えながら、振り返っておこうと思います。

まずは「喜」。

今までの人生でいちばん喜んだのは、
やはり公認会計士試験の第二次試験に合格した時です。

高校受験、大学受験、学生時代の就職活動と、
すべて無難な選択しかしたことがなかった私にとって、
無職になって、なれるかなれないかもわからない公認会計士を目指すのは、
人生で初めての挑戦といえる出来事でした。

おそらく今後、この時以上の喜びを味わうことはもうないでしょう。

次は「怒」。

最近もそうですが、
若い時はとくに短気で、
起きている時間の半分以上は何かに怒っていて、
眉間のしわが絶えませんでした。

そんな私が今思う、
人生でいちばん腹が立つのは、
学生時代の自分自身に対してですね。

学生時代は何もかも考えが甘く、
車で崖から転落したり、
大学を留年したり、
両親や周りの人に心配かけてばかりでした。

過去をやり直すことができるならいつに戻りたい? と聞かれたら、
迷うことなく18歳と答えます。

そして「哀」。

数年前、北海道にスキー旅行に行ったんです。

夜になり、露天風呂にでも入ろうということになって、
雪のちらつく中、近くのホテルに歩いて向かいました。

身体も冷え切っているので、サッとかけ湯だけして、
露天風呂に通じる扉をガラガラと開けて外に飛び出しました。
すると、階段を数段おりた先には2種類の露天風呂が。

1つはタイル張りの長方形で屋根もついており、
湯けむりの中に十人ほどの先客がいたでしょうか。

もう1つは天然の岩に囲まれた半円形で、
こちらには屋根はなく、そのせいかだれも入っていません。

私は、せっかくなので本格的な方に入りたいなということで、
ゴツゴツした岩の方に、寒さも手伝って勢いよく突っ込んでいきました。

雪が降っててもホンマもんの温泉好きはこっちに入るんやでぇという意味を込めて、
軟弱な先客たちに「露天風呂と言えばこっちやろ!」という謎のアピールをしながら。

そしたらなんと……

そこは池でした。
鯉もいました。
どうりでだれも入っていないわけです。

足元で口をパクパクさせながら私を見上げていた鯉の哀しそうな表情は今でも忘れられません。

最後に「楽」。

これまでの人生でいちばん楽しいのは、まさに今です。

最近何があったとか、
これから何があるとかではなく、
今までの人生を振り返ると、
常に今がそれまででいちばん楽しい時間だったんだと思います。

これからも
昨日より今日、
今日より明日が
楽しくなるような人生を送っていけたらいいですね。

どこか遺書めいたブログになってしまったような気もしますが、
「哀」のエピソードを紹介したかっただけですので、
どうかご心配なさらぬよう。

木村 勝治 

ひとこと:世界はすべて二色で塗り分けられます。「紫」と「紫以外」です。


 
経歴
金沢大学経済学部卒業後、自動車ディーラーに入社し自動車の営業マンに。
営業に出ると言っては入り浸っていた書店で「だれでも公認会計士になれる本」と出会ったことがきっかけで、中央青山監査法人に入所。
上場会社と公開準備会社の主査を経験後、2007年8月監査法人A&Aパートナーズに移籍。
 
趣味
ゴルフ、靴磨き
 こだわり
世の中の物はすべて、紫のものかそうでないものに分けられ、紫の方を選択する。

メッセージ

「仕事は楽しく」を心がけて、明るい現場づくりに努めたいと常々思っています。

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