A&A blog

父方の遺伝子

11.25

前回のブログに、「和食」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたというニュースを聞き、我が家のお雑煮についてお話ししました(お雑煮ですから時期は1月。なんだかブログの順番が来るのが早い・・)。最近、「日本酒」が世界的にブームであるとのニュースを聞きました。どうやら「和食」の普及が大いに関係しているようです。さすが世界無形文化遺産。国内消費量は右肩下がりの日本酒も、これからは輸出で挽回です!お鮨をつまみながら、シャンパングラスで日本酒を楽しむフランスの映像を見たとき、どんな形であれ、日本の文化が海外に広がっていくのはうれしいなぁと感じました。実は減反政策の影響で酒米(とくに山田錦)を生産する農家が減り、今、日本の蔵元の皆様は酒米の確保が大変なのだそうです。せっかく世界的ブームなのに、なかなかうまくいかないものです・・。
「その国のお料理にはその国のお酒が一番合う!」と言うのは、父方の酒飲み遺伝子を一身に受けた妹の主張で、彼女は、韓国料理(焼き肉含む)ならマッコリ又は焼酎(眞露)、イタリアンにはワイン、中華なら紹興酒、和食であれば日本酒(ただし、宮崎料理では芋焼酎・・)を飲みます。すべて一杯目のビールの後にですが。
母方の飲めない遺伝子を一身に受けた私は、美味しそうに飲む妹がとても羨ましく、でも自分は飲むと気持ちが悪くなるので飲めず・・という状況でした。
そんな私が、最近は食事の際にお酒がないとつまらないと思うようになりました。誤解の無いように申し上げると、大酒飲みになったわけではありません。食事を美味しくいただくために、少しのお酒が必要になったという程度です。ランチにピザを食べようとしたら、「ビールなしにピザは食べられない!」と言って、店を変えた人の気持ちが理解できるようになったということです。決して、食事をせず、ひたすらお酒を飲むわけではありません・・。
今思うと、あるイタリアンのお店で、「本日のお料理に合うワイン」を勧めていただいたのがきっかけでした(ちなみに赤)。ワインはアルコール度数が高く、飲めない私にはハードルが高いはずなのですが、やはりプロのお勧めですね。それ以来、食事をするときお酒を飲むことに違和感を覚えなくなりました(A&A Blog:2014.11.4 「正しい日本語」参照)。
最近、家の近くで美味しいお刺身を食べさせてくれるお店を見つけ、結構な頻度で通っているのですが、お刺身にはやはり日本酒ですね。様々な国の美味しい料理を、それぞれの国のお酒とともに美味しくいただけるように、父方の遺伝子が目覚める日を待つ今日この頃です。
PS.「ピザにビール」「餃子にビール」は国が合致しているとはいい難いのですが、なぜか合いますよね。ビールは偉大です。

町田 眞友(まちだ まゆ)
<プロフィール>
長野県出身、中央大学商学部卒業後、中央監査法人に入所
2007年7月、監査法人A&Aパートナーズに移籍

<趣味>
美味しいものを少しのお酒とともにいただくこと (最近「ビアリー」がマイブーム。はやくお店で「ランブルスコ」が飲みたいです・・。)

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