2014.11.17

遊びをせんとや生まれけむ

私の知り合いの陶芸家が、雑誌に特集記事を組まれた時のサブタイトルです。自然の中で暮らし、好奇心旺盛で、生きることの中に遊びを見つける人生を、素敵に思いました。

遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声聞けば 我が身さえこそゆるがるれ

この歌は、平安時代に詠まれた歌謡ですが、遊女が自らの穢れを嘆いた歌と解釈する向きもあります。しかし、私個人としては、文字どおり素直に読みたいです。

さて、最近、この言葉が頭の片隅にあるわけですが、深い意味などなく、単純に、遊びに行きたい、旅をしたい、という思いから来ています。「そうだ 京都 行こう」でも、「遠くへ行きたい」でもいいわけです。

この季節は、やはり紅葉狩りに行きたい。10年以上前、京都・東福寺の紅葉を見に行ったことがあります。東福寺は京都駅から程近く、ちょっとした小旅行をしました。ある意味、JR東海のテレビCMに乗せられての旅でしたが、そこには非日常がありました。(半端でない人混みを除く。)その時、松本幸四郎主演の時代劇、鬼平犯科帳のエンディング・テロップの背景はここだ!という発見もありました。

今京都で一番行きたい場所は、洛東でしょうか。そろそろ、南禅寺辺りで湯豆腐も悪くない。洛東は、京都観光の初心者コースなのでしょうが、ここをゆっくり旅してみたい。
清水寺をハイキングコースとして回ってみたい。
清水焼団地で艶やかな焼き物を手に取ってみたい。
六波羅蜜寺で仏像をピーヒャラ吹き出す空也上人像を見てみたい。
いづうでお茶をすすりながら、鯖寿司を食してみたい。(ここでビールは飲めなかった。)
文の助茶屋で普段は食べない甘味にチャレンジしてみたい。 等々

妄想はふくらむ一方ですが、旅行の計画などまったくありません。それでも、思い立って、ぷらっと旅ができたら幸せです。たまには、非日常を感じたい!

でも本当に、一番行ってみたい所はサンチャゴ・デ・コンポステーラ。トゥール・ルートの巡礼路を、ワインとパンの旅にしてみたい。こちらは、リタイアしてからの夢・・・

佐藤 禎

<プロフィール>

昭和401022日生

早稲田大学商学部卒業

モットー・信条
Rome was not built in a day.(少し前、塩野七生さんの本にはまっていました。)