A&A blog

寝相

09.29

先日、同僚とこんな会話をしました。
「うちの子供の寝相が悪すぎて、夜遅く帰ると子供の足が引っかかって寝室のドアが開かないんですよ(笑)」
「それ寝相が悪いっていうレベルじゃないね!!(笑)」と。
そんな話をしながら、そういえば自分も子供の頃、ものすごく寝相が悪かった気がしたなと思いました。例えば、朝起きたら、上下逆さまになっていたり、隣に寝ていた親を飛び越えて自分が一番端っこに寝ていたり。
特段意識していたわけではないですが、考えてみると不思議な気がします。何故だろうと。子供というのは、とにかく大人しくしている、静かにしているというのは苦手なものです。走り回ったり、大声を出して騒いでみたり、子供とはそういうものなのだから、それは寝ていても同じだとも考えられます。実際のところはどうなのか気になったので調べてみました(以下はあくまでも私が調べた範囲内での見解です。ご参考までにお読み頂ければと思います。)
子供の寝相が悪い主な要因は成長ホルモンが大きく関係しているようです。成長ホルモンは子供から大人になるために必要なホルモンで、年とともに年々分泌量が減少していきます。この成長ホルモンは睡眠中にたくさん出る性質があります。人間は、布団に入り体が温まると、体の深部体温が下がり眠くなる。成長ホルモンは、体の深部体温が下がると、たくさん出る仕組みになっているとのことです。ちなみに、睡眠不足が肌荒れや肥満につながるといわれるのは、この成長ホルモンが分泌されなくなるためだと考えられます。
では、何故睡眠中にでる成長ホルモンが寝相を悪くしてしまうのでしょうか。
体の深部体温が下がるということは、深部からの放熱によって、体の表面の温度(体温)が上がるということでもあるから本人は暑い。そこで温度を下げようと、ふとんをはぎ、蹴飛ばし、寝返りを打つ。いつの間にか寝相が悪くなっているのは、成長ホルモンのせいで体温が上がってしまうことが原因だったということのようです。
つまり、この寝相の悪さは子供が成長している証なんだと捉えることができます。この先、自分に子供ができ、子供の寝相が悪かったらこの話を思い出して、安心しようと思います。

名前:金田稔(かねだみのる)
出身:北海道札幌市
趣味:フットサル、筋トレ

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