2013.04.8

春の陽気に誘われて ~ 奥多摩の酒蔵をハシゴする ~

今年の桜は、異常に早かった。遅かった去年に比べ2週間くらい早いのではないでしょうか。自然を相手に各地の桜祭り関係者は毎年たいへんだと思います。
そんな暖かい今年の春、日経新聞で酒蔵見学の記事に触発されて、奥多摩の酒蔵を2軒ハシゴしてきました。

まずは・・・
JR青梅線沢井駅前にある小澤酒造さん。辛口で有名な「澤之井」の蔵元です。
昼前に駅に到着、駅のすぐ隣にある蔵はこのあと予約しているのでスルーしまして、道路を渡った蔵元経営のお食事処でランチ。時間もお昼ちょっと前でしたがなんとか待たずに入れました。この店では予約は受け付けていないのです。お豆腐がウリで美味しいランチをいただきました。お酒もありましたが酒蔵見学前なのでここはガマン。
食後は少し時間があったので、酒蔵の売店やら奥多摩の多摩川のほとりを散策。
そして、時間になったので酒蔵見学へ。
30人くらいの見学者をまとめての案内、若い社員の方が一生懸命、軽口も交え好感のもてる青年でした。
一通り工程を回り終えると、いよいよ試飲タイム。花見新酒という本醸造の生貯蔵酒を0.5合のぐいのみでいただきました。自分好みのちょっと甘口で、美味しくいただきました。
次の酒蔵までの移動までに時間があったので、有料の利き酒処で亀口酒をいただきました。亀口酒は、甕(かめ)から最初に汲んだ酒なので蔵でなければ購入できない、ちょっと度数の高い酒です。ぐいのみでも飲みごたえありました。買っていこうと思いましたが、1升瓶しかなく次もあるからやめときました。

さて、もう1か所、本日のメインである拝島にある「多満自慢」の石川酒造さん。こちらは駅から少し離れている、住宅街にひっそりといい趣の蔵元さんで、地ビールもあります。見学は夕方からの予約でした。
樹齢何百年という欅の木が何本か~なかでも見事な欅が並んでいる夫婦ケヤキはご利益があるとか。ほかにも文化財の指定も受けている建物がいくつもあり、素敵な蔵です。
こちらの見学は少人数制で、この時間の見学者は自分たち一行だけでした。説明の方はベテラン社員さんで、話上手なので笑いながら蔵の見学をさせていただきました。明治のころにもビールも作っていたそうで、戦時の拠出を逃れたビール醸造用の古い大きな鉄鍋がありました。その後ビール製造はやめてしまい、何年か前の法律緩和による地ビールブームで復活させたとか。
蔵一角の水は湧水で、蔵の敷地を用水(熊川分水)が流れており、夫婦ケヤキの脇では湧水を飲むことができます。
こちらも一通り見学を終えると、試飲タイム。売店の一角での試飲!!
これがまた、嬉しいことに次から次へとご説明いただきながらの試飲で、本醸造、亀口、純米、吟醸、純米吟醸、大吟醸、おまけに梅酒~と何種類も利き酒を堪能しました。
さすが、人気の酒蔵見学の上位にあげられるだけのことはあります。素晴らしいたたずまいに、楽しい案内、そして何種類もの試飲。敷地内のお花や紅葉もきれいだとのことなので、また違う季節にお邪魔するのもいいですね。
純米原酒の生酒と酒粕を買い求め、石川酒造さんをあとにしました。

春の陽気のなか、ホロ酔い気分で楽しい酒蔵ツアーでした。

木間 久幸
<プロフィール>
慶應義塾大学商学部卒業後、新光監査法人、太田昭和監査法人を経て、監査法人エイ・アイ・シー(現在の監査法人A&Aパートナーズ)に入所。平成4年よりパートナー。
<メッセージ>
風通しのよいオフィスを築いていきたいと思います。