2012.12.10

古本屋

最近、古本屋に行くのが趣味です。
こう書くと、なにか貴重な文献を探しに神田あたりに行っているようですが、そんなことではありません。どこかの駅前で昔からやっていそうな古本屋さんや、中古ゲームソフトも一緒に売っているチェーンの古本屋さんに行って、通勤時間に読む文庫本を買うだけです。別に活字中毒ではありませんが、通勤中や出張中には、何か文庫本をもってないと落ち着きません。雑誌や新聞ではダメです。4分の3ぐらいを読み進むと、読み終わったときのために、次の文庫本を持ってないと、ちょっと不安になります。だから、常に何冊かは、読んでいない文庫本を家にストックするようにしています。
通りがかりに見つけた古本屋さんには、時間があれば必ず入りますし、休みの日には、自転車に乗ってひと駅先の古本屋さんに行ったりしています。

どこの古本屋さんも、普通の文庫本は、おおよそ定価の半額ぐらいですが、その他に100円コーナーがあります。まず、100円コーナーに行って2冊、その後、普通の売り場で2冊選んで、合計4冊で1,000円という感じです。根がケチなのか、すごく得した気分になります。先日は、10冊で2,000円支払ったので、「1冊200円!」なんてひとりで満足したりしています。100円コーナーが充実した古本屋さんはいいですね。

ただ、不都合なこともあります。古本屋さんで買うことに慣れてしまうと、もったいなくて普通の書店で文庫本が買えなくなってしまいます。仕事に関する本は、さすがに古本屋さんでは買いませんが、文庫本は、読み捨てる感覚なので普通の書店では買えません。
なので、いま読みたいと思っている本が読めない。特に、最新のものは読めません。また、上下巻なんかの場合、上巻だけ読んで下巻が見つからないことがあります。(下巻だけある場合は買いません。)その場合は、基本的にガマンです。書店では買いません。ガマンします。
古本屋さんに時々通い、読みたい本、特になかなか見つからなかった下巻が見つかった時などは、至福の喜びを感じることができます。小学生のころに、すぐ品切れとなってしまうスーパーカー消しゴムを買うために、近所の文房具店(駄菓子屋だったかな?)に毎日のように通い、やっと手に入れた時の喜びにちょっと似ています。

この間は、三部作の小説の第一部を試しに買ったところ、面白くてどうしても続きが読みたくなってしまい、古本屋さんでは見つからず、ガマンできずに第二部を普通の書店で買ってしまいました。確か700円ぐらいでした。でも、それがとても損したような、勝負に負けたような気がしてなりません(何の勝負だかわかりませんが)。第二部を読み終わった今、第三部は、まだ古本屋さんでは見つかりません。ガマン。ガマン。

なんだかセコイ話ですみません・・・。

(プロフィール)

村田征仁(むらたまさひと)

長崎県出身 横浜国立大学経営学部卒

(ひとこと)

大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし。