A&A blog

08.13

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早くも?5回目のブログの順番が回ってきました。
つまり、監査法人A&Aパートナーズとしても5周年を迎えたことになります。月日の流れが年々早まるのを自覚します。ともあれ、法人としても私としても大過なく無事やってこられた事に大変感謝申し上げます。
さて、山(登山)についてです。
私は、岐阜県岐阜市出身であり山紫水明の美しくも素晴らしい土地柄、飛騨山脈特に槍ヶ岳~穂高~乗鞍岳(北アルプス南部)、御岳(おんたけ)など、日本有数の山岳地帯が頭に浮かび、天気が良い日はそれらを遠くに眺めて、まさに山に抱かれて育ったといっても過言ではないのです。
しかし登山歴は、小学生時代に金崋山(329m岐阜城が山頂に建つ)、百々ガ峰(417mその向かいにある岐阜市最高峰)程度、中学生時代に父に連れられて奥穂高岳(3,190m)に登った位でした(スキー等での長野方面の雪山は除く)。
思えば、三つ子の魂?というのは恐ろしいもので、前年夏休み、父の還暦祝い(のつもり)で共に山頂を踏んだ西穂独標(2,701m)~西穂高(2,909m)を境に、すっかり山(登山)に目覚めました♪
といっても、妻帯者かつ乳飲み子を含む2人の子供がいることから、まず登るべきは「家族という高貴な山」であります(笑)。これを見事クリアできれば、目指す山頂は目前と言っても過言ではありません(家族がこのブログをどうか見ませんように。仮に見た場合→いつもご理解ありがとうございます(^^ゞ))
基本的に、車での都内からの深夜出発→深夜帰着的な「日帰りかつピストンないし周回」にて登れる山(つまり起点に戻ってくる登山スタイル)を選んでいます。山小屋ないしテントでの連泊縦走は今のところ夢です。雪山は相当の技術、体力及び経験が必要な為、現状高いハードルであり、今後の課題としたいです。
単独行では、前年秋の八ヶ岳編笠山(2,524m)~権現岳(2,715m)を巡る周回、最近では春の訪れを待って丹沢塔ノ岳(1,491m)~丹沢山(1,567m)~烏尾山(1,136m)の周回、西丹沢自然教室~檜洞丸(1,601m)~蛭ケ岳(1、672m神奈川県最高峰)のピストン山行が大変でしたが、素晴らしかったです。
学生時代の友人に声かけしたら、是非登りたい!とのことだったので、八ヶ岳・天狗岳(双耳峰、西岳2,645m。但し未踏に終わる)、蓼科山(2,530m)に一緒に登りました。登山口に着くまでもなかなか大変でしたが、下山後の温泉とノンアルコールビールも最高でした♪
小学校低学年の息子を連れての丹沢大山(1,252m阿夫利神社)、息子のお友達も連れての御岳(みたけ929m青梅線御嶽より)周辺でのケーブルカー利用込みの登山~ハイキングもとても楽しく、記憶に焼きつき、素晴らしかったです。今年春には、吉宗公が整備した江戸時代からの桜名所の飛鳥山(25m)にも登頂?しましたし、SLの旅を兼ねての秩父長瀞宝登山(497m)の風情も満喫しました。
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山の魅力は、限られた文章量では全く語りつくせないのですが、「自然との対話と自己の再認識」という側面はあるかなと思います。単純に空気が澄んでいて、頭もクリアになり、何でも美味しく頂ける(山頂でストーブで作るコーヒーは最高に旨いです!)気がして、すっかり魅せられました!!!気象条件なども毎回変り、同じ局面は二度と訪れません。森林限界を超えると何故かドキドキします(植物すら生存できない環境だからでしょうか)。見下ろしたりすれば、足が震えそうになる怖さもあります。グループ登山も楽しいと思います(この夏、槍ヶ岳に誘って頂いた三重県在住のMさん、楽しみにしています)。登山後の山麓での温泉なども最高です。とりとめが無くなってきますね。
一歩一歩登る。汗を大量にかきながら、息を切らしながら登る。岩を選び、落石などに気を付けて踏み上がる。三点支持でよじ登る。ふと、振り返る。天気が仮に良ければずっと遠くを望めることができる。そして、登った分降りる。ただ、それだけなのです。
深田久弥著の「日本百名山」勉強になりました。山岳小説新田次郎著「孤高の人」や「アイガー北壁・気象遭難」など、感動しました。笹本稜平著「未踏峰」泣けそうになります。コミックス石塚真一著「岳」ハマりこみました。
話が外れますが新田次郎著「八甲田山死の彷徨」は経営学(組織行動論?)としても名著です。
これは自戒ですが、それなりの登山ではリスクマネジメントやセルフコントロールが何より重要です。山では滑落や疲労凍死等により、いとも簡単に落命する事が可能な為です。
①充分にルートと装備等を検討する。
②登山計画書を丁寧に書き、必ず登山ポストに提出する。
③遭難対策保険に入る。
④当日の天候と体調、体力及び技術(パーティメンバーへの配慮含む)と充分に相談し、撤退する勇気を持つ。
⑤そして、覚悟を持つ。
これだけは守り、これからも(この夏も)山に親しんで行きたいと思います。
(登山をする人は、おしなべて我儘だと聞いていますが、そんなの関係ありません!つまり、私は我儘ですね。)
ところで、やっぱり登りたいですね~。
ヒマラヤ、やはりエベレスト(サガルマータ・チョモランマ)に!
某番組でエベレスト登頂を果たした方のコメントが心に残っています。
(声を震わせながら、酸素ボンベがあっても息絶え絶えに…)
曰く「この山頂からは、どの山も低く見えます。神様が棲んでいます。」と。

井之下 健
青山学院大学国際政治経済学部卒業
言葉:Where there’s a will, there’s a way.
好きな食べ物:味噌カツ
好きな時:コンビニ赤ワインを片手にしながらの大河ドラマ「真田丸」鑑賞

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