2012.04.2

「九里四里美味い十三里半」

神奈川県で生まれ育って、埼玉県なんて、公認会計士の3次試験の願書を出しに、さいたま新都心駅にある合同庁舎にしか行ったことない、という若かりし日の私でしたが、もはや、埼玉県川越市民となって、6年が経とうとしています。今回は、川崎生まれの私が、川越について少しだけ語ってみようと思います。

川越は、今年で市制90周年を迎える、「小江戸(こえど)」と称される観光地です。そう、観光地なのです。名所として知られているのは、「徳川家光誕生の間」「春日野局化粧の間」と伝わる書院などがある喜多院(重要文化財)、川越城址、氷川神社、時の鐘(日本の音風景百選)、蔵造りの街並、菓子屋横丁、などなど。見所満載ですね。

そして、川越といったら、なんといってもお祭りです。春には小江戸川越春まつり、夏には百万灯まつりに花火大会、秋には川越まつり、などお祭り大好き人間にはたまらない町です。特に、秋の川越まつりは国指定重要無形民俗文化財で、見応え十分。1台、1億円は下らない(という噂の)山車の周囲は、多くの見物客で歩くのも困難なほど。
私の生まれ育った川崎の町では、子供会で所有していた非常にこじんまりとした子供神輿があったくらいなので、このギャップに驚きました。

名物は、さつまいも。江戸時代に「九里(栗)四里(より)美味い十三里半」と称され、その美味しさで有名だったとか。栗に似た味わいで、江戸から川越までの距離が十三里半であったことからこう呼ばれたそうです。
あとは、あまり知られていませんが、うなぎです。海のない埼玉県だからですかね。老舗と呼ばれるお店が数多くあります。これは、私が一番苦手とする食べ物なので、6年の間に一度も口にしたことはありません。うなぎ屋さんで注文するのは、もっぱら天ぷらです。

最近では、映画「ウォーター・ボーイズ」のモデルとなった高校があったり、川越ナンバーができたり(よく、川崎ナンバーと見間違える)とか、あるテレビ番組で住みたい街ランキングで全国6位になったとか、話題の尽きない街です。

少しずつ日差しが暖かくなってきましたので、お花見を兼ねて十三里、足を延ばしてみてはいかがでしょうか?気軽な日帰り観光が楽しめますよ。

あぁ、でもそろそろ会計士業界は繁忙期。

伊藤宏美(いとうひろみ)

<プロフィール>
中央青山監査法人を経て、監査法人A&Aパートナーズへ。

<モットー>
いつも笑顔で!
人の役に立とう!

<毎年の目標>
2キロ痩せる!