皆さま、良い年を迎えることができましたでしょうか。新年第1回目のブログということなので、年頭挨拶をしたいと思います。
2010年の幕が開き、2000年代に入って一つの節目といえる10年目を迎えました。
昨年は、100年に一度とか、未曾有の経済危機とか、私たちにとって経験したこともない環境が重くのしかかってきた年でありました。振り返ってみれば、1990年代は右肩上がりの経済から、バブル崩壊後の失った10年間と言われました。その後、サブプライムローン問題・リーマンショックなどによるアメリカ金融の崩壊が始まるまでは、そのような雰囲気が少し薄れかけてきた感じを持っていたのは私だけだったでしょうか。 そのような中で、昨年は、「CHANGE」の年でありました。米国においては「オバマ大統領」が絶大な支持を受けて誕生しました。日本国内でも、変革の嵐が起き民主党政権となりました。これらの動きは、従来の既成の考え方から離脱し、新たな時代の波を作ろうという期待の表れではないでしょうか。
その時代の潮流の中で、私どもAAPも2年半がたち、足元を振り返り、世の中の変革を感じ取らねばならないと思っております。監査業務の品質管理はもちろん、私どもお客様に対して、社是であります「Be of good use」の気持ちを肝に銘じ、たゆまぬ努力をいたす所存であります。特に、今後、国際会計基準(IFRS)の適用は、お客さまにとって大きな課題となります。一方では、私ども監査法人の対応も急を要します。それは従来の会計のアプローチを、まさに「CHANGE」することになるからです。そのため、AAPではIFRSプロジェクトを立ち上げ、お客様のニーズに応えるべく準備をしております。また、公開を目指し地道な努力をされている会社に対しての支援など、「Be of good use」を実践しております。
2010年は二番底ともいわれており、経済の回復も不透明であります。生き残りをかけた年であるかもしれません。そのような状況だからこそ、お客様と私どもで共に歩んでいくことが必要と思っております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
また、いつもAAPのブログにアクセスしていただき、ありがとうございます。今年も、楽しいブログを目指して、皆でがんばっていきたいと思いますので、是非、ご一読ください。今回のブログは、年頭1回目ということであまり面白くないですが、ご容赦ください。次回からは楽しんでいただける内容になると思いますので、ご期待ください。
最後に、皆様のますますのご発展を祈念して、年頭のご挨拶とさせていただきます。
監 査 法 人 A&Aパートナーズ
統括代表社員 中 井 義 己