A&A blog

芸術の秋

11.09

先日の休みに、妻が教員をしている小学校の生徒作品の展覧会があり、子供をつれて家族で観に行ってきました。最初は、私と子供は家で留守番をして、妻だけ行く予定だったのですが、学校の先生から「子供にもいい刺激になるからぜひご一緒に」と言われ、面倒くさがり屋の私も「子供に良い」という言葉に非常に弱いため、それじゃぁと、半分乗せられた感じで行くことになりました。

 学校に着き久し振りに校舎の中を歩いてみると、あの頃はあんなに大きく感じていた机や黒板が、実際にはこんなに小さかったのかと驚かされつつ、自分が小学生だったときの記憶が戻ってきて何とも懐しい気持になりました。

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 展覧会は体育館を使って行われており、1年生から6年生までの作品が、ブースごとに分かれて体育館全面に展示されていて、内容も絵から工作まであらゆる作品がありました。

 子供たちの作品はどれも個性的で、いきいきとしていて、決して大人では作れないような楽しい作品ばかりでした。とくに2年生、3年生あたりは作品だけでなくそれぞれの作品に生徒がつけた題名がユニークで、おもわず笑ってしまうようなものもありましたが、周りに生徒たちや父兄もいたので声を出さないように注意が必要でした。行く前は、ちょっと観て帰ろうと考えていましたが、気が付くと妻や子供そっちのけで私の方が真剣に随分長い間、展示作品に見入ってしまいました。最初はあまり期待していませんでしたが、実際に行ってみるとお金を払って見に行く有名な芸術家の展覧会よりも余程子供たちの作品のほうが面白く、普段、仕事上、物事を理論的に考えへなければならい日々を送っているためか、理論ではなく自分の感性だけで作られた子供たちの「芸術(?)作品」を観るのと、非常に新鮮に感じられ、このような芸術に触れるのも悪くないなと感じました。

 一方、わざわざ子供のためにと連れて行った帳本人は、6年生が制作した椅子に座りたいと少し興味を示したくらいで、あとは家から持ってきたスーパーボールを落としては「ボール!ボール!」といって作品そっちのけで遊んでおり、良い刺激になったのかどうか…?

氏名:N.A

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