2008.05.26

チョコ

週末にお花見を考えていた金曜日の晩に我が家へ帰ると、いきなり妻から「大変、○○(長女の名前)が、子猫を拾ってきちゃった!マンションでは飼えないから飼っていただける方を探さなきゃ!」と玄関で報告を受けることに。家に入ってLDKと続きの畳の部屋を見ると段ボールの箱があり、「加賀美チョコ(猫)・加賀美○○(姉・飼い主)」と書いてある。小学校5年になる長女は飼う気満々である。段ボールの中を覗くと、ちびっこい子猫が1匹いた。私の片手に乗せられるほどの大きさである。見た感じ、野良猫という様子ではなく、上品な?感じのするメスの子猫であった(後に、調べた範囲ではアメリカンショートヘアのブラウン何とかではないかと思われる)。長女が拾ってくるのも判る程、とてもプリティな子猫だった。長女に拾ってきた時の様子を尋ねると、マンションの隣の公園で同じフロアーに住むお友達(姉弟)と3人で遊んでいて、気付くと芝生の上に敷かれた新聞紙の上で鳴いていたとのこと。どうして、長女が引き取ったのかを尋ねると、誰のところに来るかを2回やったら2回とも長女のところに来たため長女が引き取ったとのこと。まぁ、止むなしか。。。

それからが大変であった。警察に届け出ても保健所行きとなり、結果は目に見えている。何方か猫好きの方を探さねば。隣のマンションはペット可なので、掲示板に張り紙をしてみたり、妻は長女や次女の学校のお友達を中心にメールをしまくったり。でも、そう簡単には見つからない。当座は、内緒で我が家で飼うしかない。ところが、私の実家では両親が昔、犬などとの別れが悲しかったことを理由に動物を飼う習慣が皆無であった(私の経験値は夏のカブトムシ程度)。妻は結婚した時には実家で大型犬(グレートピレニーズ)を飼っていたほどの犬好きではあったが、猫の経験値はゼロ。チョコはかなり生まれたてっぽいので、餌は何を与えれば?おトイレはどうするの?これまた、知っている方に聞きまくり、ドン.キホーテで12ヶ月未満の猫用の餌やおトイレの砂などを購入する。

最初、チョコは歩くのもおぼつかない程、動きもスローモーで、わずか高さ10cmちょっとの段ボールから自力で出られなかった。しかし、気付くと2~3日で出られるようになってしまった。それからは行動範囲が広がってしまって、大変なことになっていった。広くは無い我が家の家の中を色々と探索するのである。普段はLDK+畳の部屋にいるものの、ドアが開いていると洗面所や私の部屋などにも入りこんでいた。特に厄介だったのが、おトイレである。部屋の隅の方に行って、用をたすのである。おトイレとして用意した砂の上には中々せず、何ヶ所か自分で用をたす場所を作ってしまったのだ。チョコが遊んでいるうちは良いのだが、部屋の隅の方に行ってじっとしていると非常に危険なので、チョコの行動に気が気で無い時がしばらく続いた。仕方ないので、また、ドンキへ行って躾用の猫が嫌がる臭いを発する物を購入して、チョコの粗相しそうな場所に置いた。チョコは粗相して怒られた後、何と無くいじけてしばらく遠くからこちらを窺う様子がとても可愛らしかった。

チョコは2週間くらいすると、とてもすばしっこくなっていて、我が家の中を時々猛スピードで走ったりするようになり、また、高さ30㎝ぐらいあるソファーによじ登れる程に成長した。また、2週間もすると爪を良く立てるようになっており、チョコはじゃれて遊んでいるつもりなのだが、私の手足には引っ掻き傷が日増しに増えていった。その一方で、良く食べていた。妻が台所に立つと餌をくれると思い、妻の足に絡み付いてニャーニャー鳴き声をたてて甘えまくっていた。仕方なく、何回かは想定外の餌を与えてあげていたのだが、このままではデブ猫まっしぐらという感じ。。。

チョコは人懐っこい子猫で、家族の誰かの傍に行っては、良く眠っていた。長女が寝る時に自分のベッドへ連れていくのだが、2段ベッドの2階なので、長女が眠った後は私がチョコをベッドからおろしてあげる役割だった。私は、主に夜の部のチョコの担当であった。ソファーなどでTVを見たり、PCをいじっている横で、寝てたり、じゃれたりするチョコと数時間過ごし、段ボールのお家に寝かせてあげる係であった。

チョコが我が家に馴染みはじめた頃、当初、念願であったチョコを引き取ってくださる奇特な方が現れた。小学校2年の次女のお友達の祖父母であった。猫好きで猫を飼われた経験も豊富ということで、非常に安心な里親先であるが、埼玉県の熊谷とのことであり、私達の住んでいるところから、そう近い距離ではない。お引き取りは1週間後という約束であったが、最後の1週間はあっという間にたってしまった。お引き取りの約束をした土曜日の朝、次女のお友達のご両親が車でやってきて、移動用の籠に入れられ、チョコは去っていってしまった。去って行った後、次女は泣いていた。一番乱暴にチョコを扱って、時々チョコが悲鳴を上げていたのは次女に対してだったが、次女も次女なりにチョコをとても可愛がっていたのだったのだろう。短い期間であったが、チョコはいつの間にか私達家族の一員になっていたようで、チョコがいなくなった後は、しばらく家の中には寂しさが漂っていた。犬派の妻もチョコには大変癒されたらしい。飼い主だった長女は、里親先での名前が変な名前にならないことを気にしていた。

春の嵐のように去って行った僅か3週間のチョコとの生活であったが、家族に温かいものを運んでくれたチョコに感謝!チョコ元気で。

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加賀美 弘明(かがみ ひろあき)

最近思うこと:何かと難しい時代なので、バブル時代を懐かしく思います。

 

 

2008.05.19

スポーツ放談(柔道)

 私は中学生時代ハンドボールのクラブに所属していました。今でこそ韓国との再試合でクローズアップされテレビを賑わせておりますが、私達の時代はハンドボールと言うと「ハンドボール?」という程でした。それでも3年生の時は最後の県体で優勝はしましたが、夏の全国大会に出場できなかった事、唯一の心残りでした。同窓会では必ず懐かしい話題の一つとして出てまいります。

 スポーツ根性ドラマよろしく、監督は陰で、鬼々と言われる程厳しく雨の日も風の日も休むこともなく、時には監督に怒鳴られ、蹴られ、痛い思いもしてきました。今では懐かしくも楽しく走馬灯の様に脳裏に浮かんでまいります。その時に得た経験が現在の自分の礎になっていると監督には深く感謝しております。

 中学時代に経験した先輩・後輩という実社会の基礎となる上下関係を学び、また全員一丸となり一つの目標に向かうという喜びを知り、一生の中で得難い親友にも巡り会えたので、我が子にはスポーツをさせたいと常々考えておりました。我が子3才の折、祖母の交通事故後のリハビリがきっかけでスイミングスクールに通い始めました。今では四泳法を学び自由自在に泳いでいます。先に記したように私のハンドボールの経験のスポーツ精神の社会性を考え、5才近くになる頃かねてより「礼に始まり礼に終わる」と言われております武道が必要なのではと、家族で話し合いの結果、日本人としての誇りを持って欲しいとの願いにより柔道の選択をしました。

 柔道に決めたのはいいのですが、さあ次は道場選びです。どうせ習得させるのであれば、総本山に行かせようということになり、善は急げと講道館に子供を見学に連れて行きました。ビルの入口で、小学生と思しき子供たちが玄関の前の銅像に一礼しているのです。どなたの銅像かと近づいてみると、創始者の嘉納治五郎先生の銅像ではございませんか。ビルに入れば、行きかう方々全てに元気一杯、「こんにちは!!」と挨拶し、着替えて道場に入室する時も入室前に一礼、退室する時も退室前に一礼、途中の入出時も同様です。稽古終了後、道場を退室する前に必ず付き添いの親全てに挨拶をします。その時、私はたまたま座っていました。小学生低学年の子供が、私の目の前に来た時、座って挨拶をするのです。「こんなに小さい子が……」と驚きとともに感動を覚えたのを今でも忘れません。立っている人には立礼を、座っている人には座礼を自然と行っているのです。大人でも得てして忘れがちなことを、しかも小学生の低学年の子供が礼を尽くすのです。今でも忘れられないワンシーンです。

 幼児の我が子が初体験で、稽古に参加した際に小さな体で大きな体の者を目の前で投げた様子とドーンという音と共に目の当たりにした時圧倒されて、当然動けず見学しておりました。「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」という言葉にもあるように、心を鬼にして何度も子供の背を押しましたが、中々稽古ができず、戻ってくるということを繰り返し、諦めかけていた矢先、高学年のおねえさんが来てくれて、優しく子供を誘ってくれました。その甲斐あってか、何回目かにおずおずとですが、入って行けて、手取り足取り教わっていました。今では何よりも好きで一生懸命に取り組んでおります。

 また、年齢・性別・国籍に関係なく、稽古しておりますので、目上の者が目下の者に、言葉の理解できない外国の子供達にも親切に教え、それに応え、目下の者が目上の者に対して、尊敬の心を表わし、これから子供が迎えるであろう社会生活での基礎を学んでおります。

 嘉納先生の精神は「精力善用」「自他共栄」という二つの精神に「礼に始まり礼に終わる」を加えた三本柱の精神であります。精力善用は、「心身の力を最も有効に使用する」という精神で、自他共栄は、前者の精神を実生活に生かすことによって、人間と社会の進歩と発展に貢献することを表わしており、人間形成に欠かせない産声の礼を重んじているのです。小学生のクラブでは、勝利だけが全ての競技柔道には走らないという信念のもと素晴らしい先生と良き先輩に恵まれ、早や4年半、今では、初めてと思われる後輩がいれば、一緒に道場へ行き、丁寧に教えている我が子を垣間見たり、他のお母様より、御礼を言われたりすると子供の成長に密かに悦びを感じ、正しいレールに乗せることができたのではないかと心の中で安堵しております。

 最近中学で、武道が必修化という話も聞こえてまいりました。柔道のみならず、文武両道を目標とし、伝統に培う、礼節を重んじる武士道には、ともすれば、忘れかけている日本人としての魂を思い起こさせてくれる。そんなことからではないでしょうか。

日高 智(ひだか とも)
(メッセージ)
 公私で言えば、公は、社是の「Be of good use」を常に念頭に、一方 私では、「良き母は百人の教師に勝る」に少しでも近づけるように自己研鑽し、所謂、稲穂が垂れる人と言われることを最終目標に日々努力しております。   

2008.05.13

ネコとの暮らし

ペットを飼ったことがありますでしょうか。あるいは、飼っていらっしゃいますか…。 5年前、少しにぎやかになればと、ペットを飼うことを考えました。そうしましたら、友人よりネコはどうかとの話がきました。「ピヤニストでネコ好きでも有名なフジコ・ヘミングウェイさんのボランティアグループで野良猫を動物病院で、家ネコとして飼えるまで面倒をみるグループがある。そのグループを手伝っている人の知り合いを介してちょうど一匹いるがどうか。」その動物病院へ面接に行き、譲り受ける予定のネコと対面し、女医さんの簡単な面談をうけてOKがでました。それからが、大変でした。子供の頃に犬は飼っていたことがありますが、ネコは初めてのことです。最初の3か月くらいゲージにいれていましたが、よく爪で引っ掻かれました。それでも、顔を合わせているうちに、慣れてくるものです。家にいる時はゲージから出し、寝る時はまたゲージに戻すということを繰り返すうち、借りていたそのゲージを返さないといけなくなりました。否応なく、家のなかで家ネコとして歩きまわるようになり、壁や柱は引っ掻き傷だらけとなっていきました。 

今では、お互いにすっかり慣れて可愛いい家ネコです。帰宅すると、玄関ドアをあける音で迎えに出てきます。しばらくはニヤーニャーとそれこそ猫なで声で私の足元をウロチョロし、おなかがすいていると、冷蔵庫をあける音でとんできます。テレビのスピーカーの穴の具合が爪とぎに良いらしく、なぜかテレビをつけると邪魔をしにきます。防御用にセロテープを貼っています。テープを丸く指輪のようにして、貼っておくと足の肉球にさわり、びっくりして近づきません。  仲良くなるのに、ほんとに時間がかかりましたが、朝起きないと起こしにくるし、夜はべットの端で丸くなっているし、犬と違い動物臭くないし、散歩の必要ないし、トイレの粗相もないし…と思いのほか飼いやすく、にぎやかになり、良かったと思います。 

以来、野良猫をみてもネコちゃんと声をかけてしまうネコ好きになってしまいました。

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書いた人:渡 栄子
 この仕事について2007年に監査法人A&Aパートナーズに入所、監査法人中央会計事務所から、はや何十年‥!事務職ながらお役に立つよう働いています。テレビで時おり見られる動物カメラマンの岩合光昭さん、どこに行っても、どうしてあんなにすぐネコと仲良くできるのか、うらやましいネコ好きです。

2008.05.5

お知らせ

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いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

春から初夏へと移り行くなかで、木々の新芽が美しく光り、つつじは赤やピンクの花盛り、藤棚には薄紫の花が垂れ下がり、五月の心地よい風に鯉のぼりも吹かれています。不幸にも51日からガソリン値上げで外出を避ける方もいらっしゃるかもしれませんが、お天気もよいことですし、近めの観光地はゴールデンウイークでさぞや賑わっていることでしょう。  残念ながら、われわれ会計士にとって、この時期は一年で一番忙しい時期です。3月決算会社の経理の方とともに数値と格闘する日々が続きます。ひとつよいことは電車が空いていること。 そんなわけで、今週は、ブログをお休みいたします。来週からまた継続しますので、よろしくお願いいたします。 

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監査法人A&Aパートナーズ