2008.03.3

 だから私は下手なのだ ~バンカー編~

何を書こうか。得意分野である、素数と前方後円墳を先に書かれてしまいネタに困っていた。ちょっとは考えてみたものの、なにも思いつかないため、そのうちネタになりそうな面白いことがあるにちがいないと期待し待ってみることにした。

ところが、待つと決めたその日から風邪をひいた。なんとかクライアントに向かい仕事をした。そして、現場では、人に質問をしておいてその答えを聞いていない吉村にいらっとして疲弊する、そんな生活が続いた。面白いことなんぞあるはずもない。まあ、週末にゴルフに行くことだし、あいつらをこてんぱんにやっつけた話でも詳細に書いたるか。

土曜日、ブログの本題になりうると期待したゴルフ。風邪も治らぬまま、ブログのために出陣したものの、コースは冬の嵐。風速22メートルの強風である。ただでさえ曲がるドライバーはさらに大きく曲がった。フォローでは、PW180ヤード以上飛び、アゲンストでは、7I100ヤードも飛ばなかったりする。グリーンでは置いたボールが風で動きだし、パットは傾斜に逆らって曲がったりする。なぜか、バンカーからの脱出に何打も叩いている人もいた(強風はあまり関係ないと思うのだが)。

自分は、風邪による体調不良に加え、強風にあおられアドレスの体勢で止まってすらいれない状況にたびたび怒りを爆発させた。そのたびに、これもゴルフと涼しい顔をしている残りの2人。彼らは、バンカーから何度打っても脱出できなかったが、怒りを爆発させることはなかった。

 バンカーから脱出したければ、怒りを爆発させる必要はないが、砂は爆発させなくてはけない(この意味不明な文章展開をやってみたかった。ゴル吉の皆さんなら、この展開は、週刊ゴルフダイジェストの大槻教授のコラム「だから私は上手いのだ」のパクリであることにすぐに気付いたと思う)。

芝の上では、ボールは地面についているようにみえるが、実は地面とボールの間には芝があり、ボールは地面(土)からは浮いている。そのため、芝の上では、ロブショットのようにボールを上に上げようと思ったら、ボールの下の地面との隙間にヘッドを入れていけばいい。

一方、バンカーでは、地面とボールの間に空間はない。むしろボールは少なからず砂に埋まっている。ボールを上げるためには、ボールの下からエネルギーを加えなければならないが、ボールの下には砂しかない。だからボールを上げるには、ボールの下の砂を爆発させなければならない。このためには、ボールを打ってはならない。ボールの手前(飛球線後方)の砂からヘッドを入れて、ボールの下をヘッドが通り、ボールの向こう側(飛球方向)の砂の中からヘッドが出てくるような、イメージが必要だ。ボールの下の砂を削ぎ取るような感じだ。こうすることで、ボールの下の砂がとび散り、その勢いでボールが上がるのである。

このように砂を爆発させるためには、ヘッドの歯から砂にいれてはいけない。歯から入れるとヘッドは砂に入りやすいが(刺さりやすい)が、向こう側から出ていきにくいからだ。ヘッドの裏(バウンスという出っ張りの部分)から接地するように入れれば、砂の中でヘッドが滑りやすいため、向こう側までヘッドが出てきやすくなる。

フェースを開け、オープンに構えろ、等々のレッスンは全部高く上げるための方法に過ぎない。普通に構えてスイングしたって、このヘッドの動きさえ意識すれば、砂は爆発する。そうすれば、大抵は脱出くらいできる。

バンカーに入れたら、怒りを爆発させずに、砂を爆発させればいいのである。

久保田寛志
(プロフィール)
2000年公認会計士2次試験合格後、みすず監査法人(旧中央青山監査法人)へ入所。その後2007年7月に監査法人A&Aパートナーズに入所。現在に至る。

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