A&A blog

セナ没後30年に思う

04.10

アイルトン・セナが亡くなって、今年でちょうど30年です。
セナのほか、プロストやマンセル、ピケ、日本人では中島悟、鈴木亜久里らが活躍した90年代前半には30万人を超えていた日本グランプリの観客動員数も、現在は20万人に届くかどうか。古舘伊知郎氏らの実況で人気だったテレビ放送も、地上波からは姿を消し、いまはCS放送のみとなり、栄枯盛衰を感じます。
いかにもセナファンだったような書き出しですが、実際に私がF1を観戦し始めたのはセナが亡くなった後の1996年頃からで、セナ存命時のレース観戦は、ビデオのみです。その私も2012年頃までで観戦はやめてしまい、久しく経ちます。
で、先日久々に思い出し、1993年のF1総集編を見返したところ、番組冒頭に朗読される詩が(少なくともF1を一時でも好きだった人にとっては)感動的なので、紹介します。1993年は、セナとプロストが最後に戦った年です。
 

私という人間は、世界でたった一人。
君という人物も、世界に一人しかいない。
 
世の中は不思議。
こうして出会い、お互いの存在を疎ましく思いながら、同じ仕事をしている。
 
僕らは、千分の一秒の阿修羅かもしれない。
仲良くしようにも、不可能な間柄なのだ。
だけど、出会えて本当に良かったと思っている。
君がいたから、僕は僕でいられたんだ。
君がいたから。
 
君が、いたから。
 

エンディングでも詩が朗読されており、そちらも素晴らしいです。
ご興味ある方は、ようつべでご覧ください。

名前:割石真仁
経験分野(業務):会計監査(金商法、会社法、社会福祉法人)、上場準備、地方公会計導入支援、IFRS移行支援、Javaプログラミング 他

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