A&A blog

感動の伝播

04.24

皆さんは休日をどのようにお過ごしでしょうか?
私は、と言うと時間が空く場合、海なり河川に出向きます。釣りです。
当方、「ショアから釣れて(オフショアの乗船ではなく)」、「魚を捕食する魚」、例えばシーバス等をターゲットとしているため、ルアーでの釣りを中心に楽しんでいます。しかし、そうそう成果は出ません。と言うか、釣れない方が高確率です。
ただ、やはり法則はあります。釣りをあまりしたことがなくても、釣果は予測と実績のズレが少ない場合に出ます。ほとんどは実績(釣果)の意味はなく、予測が重要になります。
具体的には、(a)海・河川に無数魚がいる中で、(b)ターゲットの魚がまずいて、(c)それが広い海・河川のどこにいて、どの深さにいて、(d)何を食べていて・どれ位の速さでルアーを通過させて・通過ではダメそうか・瞬間的なアクションを入れるか(魚自身やる気がない場合、反射食いと言われる方法以外釣ることが厳しいと言われています)。
上記を例にすると釣果=a×b×c×dで決まります。掛け算の数等は別として、相手と自分の要素の掛け算で結論を出すと言う考え方は釣りにおいてはごく一般的な思考回路で、監査理論とも遠からずのような気はします。
このような法則を前提としても、魚からは無視されるのが日常茶飯事で、気にしてはいけません。彼らも生存競争を水中+人間とやっているのです。
話は変わり、前年冬に友人を誘い田舎で釣りをしました。夕方からポイントへ入り、朝方まで海に浸かり、日が変わる頃に数匹ヒットしましたが、その後は渋い時間を過ごしていました。潮位の関係から、最後1時間はタイミングが終わっていました。
そんな中、その1時間の最中、急に友人から強烈なリールの放出音がしました。
大きなシーバスを釣っていました。
友人自身が一番嬉しかったと思います。が、彼の満面の笑顔にあっっ!と思い、スマホの写真を真夜中照明ばっちりでポチっとしました。あの笑顔はなかなかお目にかかれません。自分が釣ってはいませんが、感動しました。
冒頭書きました物事のメソッドなりテクニックはあるとは思いますが、ピュアな好き・楽しいということを少しでも伝播できれば、そんな生きがいのあることはないのだろうと思う今日この頃でした。

名前:辻森 晴明
経歴:監査法人、事業会社を経てA&Aパートナーズに入社

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